人生

“間違った選択”をした人ほど、その後の人生が面白くなる理由

みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。

今回は人生における選択の話。
人は毎日何千、何万回もの選択をしているらしいです。
(本当に小さな選択を含めると)

その選択が自分の人生を作っていくわけですが、自分の人生をおもしろく展開させていくためにはどのような選択をすればいいのかみたいなお話をしていきたいと思います。

選択の正しさ

普段の生活の中で人はたくさんの選択をしています。

それはたとえば、

食べる、食べない
行く、行かない
見る、見ない

とかそんなやつです。
この小さな選択の数々を積み重ねて、自分の生活や人生を作り出しているわけですが、自分にとって「正しい選択」とは一体何なんでしょうか?

基本的には「これでいい」と感じられる選択に対して、人は選択の正しさを判断していると思うのですが、ここには2つくらいの視点があると思っています。

選択の正しさを決める2つの視点

人は時間軸の中を生きていますよね。
そこでは短期的な視点長期的な視点というものが存在します。

違う言い方をすると、今の「自分が納得できるか」と「未来の自分が納得できるか」みたいな感じです。

たとえば、目の前においしそうなドーナツがあるとします。
それに対して「食べる、食べない」みたいな選択肢が脳内には湧いてきますよね。

特に制限が無く、そのドーナツは自由に食べてもいいものだとすると、食べる人がほとんどだと思います。

でも、それを食べ続けることによって未来の自分が太ったり、体調を崩したりする可能性が出てくるわけです。

今、目の前のドーナツを1つ食べるだけなら、「おいしいと感じられる幸せな時間」が手に入るので、短期的に見れば幸せですよね。
でも、その行為を続けたとしたら、未来でドーナツを食べたことを後悔するタイミングがくるかもしれないという話です。

そして、大体の場合において人は短期の視点で物事を考える生き物であると私は考えています。

短期的な視点での正しさ

短期の視点で目の前の選択を考えるとき「今の自分がこの選択によって快楽を感じられるか」みたいな見方をしているわけです。

基本的にはこれで問題ないと思うんですが、その選択が積み重なったときに、未来の自分が幸せを感じられているのかは全く別の話だと思います。

時間が空いたので、SNSを見る。
お腹が空いたので、甘いものを食べる。

こういう行動が積み重なったときにどうなるのかというと、「空いた時間にSNSを見て、甘いものを食べ続けた人生」くらいまで物事が拡大していく可能性があるんですよね。
そう思うと怖いですよね。

きっと私たちは目の前の時間を楽しく過ごすために、選択をしているわけですが、その選択がつくる未来にまで考えが及ばないんです。
人は大体において楽をしたがる生き物です。

行き慣れた場所、食べなれたもの、負担の少ない行為。

こういったものをほぼ自動的に、特別な意識もなく選択しているのです。

でもその先で、「SNSを見続けただけの人生」ができあがるのは嫌ですよね。
なので、ある意味でいうと「短期的に見れば間違っている可能性のある選択肢」を視野に入れていくことが大事になります。

短期的に間違った選択肢を視野に入れる

言い換えると「すこししんどい選択」です。

それは例えば、

・いつもと違っていること
・慣れないもの
・考えないといけないもの

とかそんなものです。

例えば、空いた時間にSMSを見るのは楽だし、楽しいですよね。
ただスマホを眺めているだけで、どんどん新しいコンテンツが、自分の好みに沿って流れてきたりするので、特に何かを考える必要もなく、目の前の時間を楽しむことが出来ます。

では、その時間を勉強に充てるとしたらどうでしょう?
言うまでもなくしんどいですよね。

今の自分が持っていない知識や動きを取り入れていくことになるので、エネルギーも使います。
短期的にみれば「こんなことをしてどうする!!」みたいな感覚になることもあるかもしれません。

でも、すこし視点を遠くに置いて、「その行動を続けた先に待っているもの」を考えてみましょう。

もし仮に、SNSで見た動画がおもしろいと感じて「自分もそんな動画を作ってみたい」と感じて、動画の作り方を学ぶようになったとしたら、未来の自分はどうなっているか。

誰かの心を動かすような作品を生み出しているかもしれないし、「人の感情を揺さぶる作品を遺した人生」になるかもしれないですよね。

そう思うと「SNSを見続けただけの人生/人の感情を揺さぶる作品を遺した人生」ではえらい違いですよね。

人生を面白くする選択肢

先ほどの話はただの例ですが、人生を面白く展開させていくためには大きなポイントが一つだけあると思っています。

それは「自分で自分の枠を広げられるかどうか」です。

大人になると、自分のできることや、自分の知っているところに収まってしまうような生き方になってしまうことが多いですが、それでは目の前の状況はなにも変化していかないんですよね。

「慣れた場所」は居心地がいいように感じてしまうものですが、きっとみんな心の奥底では「まだ見たこともないものを見たい」と感じているはずです。

それを実現させるためには、きっと今までと違うなにかを始めないといけないし、一見しんどいと感じられるような行動も起こしていかないといけないと思うんです。

「楽」はしたいけど、「楽しくない」のはみんな嫌だと思うんですよね。

「楽」をし続けた結果、人生を振り返ってみたときに「あのときこうしていればよかった」なんてことは、実際にはできないんです。
なので、今の自分にないものを知ったり、体験したりすることで、自分の枠を広げていくことが大事になると思うんです。

まとめ

子どもの頃は学校に行くだけで、なにかしらの勉強をさせられて、何かしらのイベントがあって、ただ日々の生活を過ごしているだけで、自分の枠を広げてくれていたのだと思います。

でも、大人になると、誰も自分の枠を広げてはくれないんですよね。

未経験の業種に挑戦するとかすれば、ある意味自分の可能性は広がっていくわけですが、大体の場合は「自分にできること」から仕事を決めてしまいがちです。

それが「間違いである」とは言いませんが、人生を面白くするためには挑戦や、すこししんどい選択が大事になりますよというお話でした。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。

それでは素敵な人生を。

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