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自己啓発書は意味がないのか。人生を変えるために必要な考え方と行動。

みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。

今回は自己啓発についてのお話です。

私のこのブログも、自己啓発系に分類されると思っているんですが、自己啓発書は「意味が無い」とか「読んでも無駄」だとか評価されているところをよく目にします。

私は割と自己啓発書については肯定的なんですけど、「なぜそのように評価されるのか」と、「意味のあるものにするにはどうしたらいいのか」みたいなことをお話してみようと思います。

自己啓発書は意味が無い!?

私が本を積極的に読み始めたのは大学時代のことです。
当時は小説とかをよく読んでいたんですが、本屋さんにはいろんなジャンルの本が置いてありますよね。

その中に「成功者のルーティーン」とか「頭が良くなる方法」みたいな本もあるわけです。

たしかになんとなく「馬鹿っぽいな」という感想も湧いてきがちなんですけど、私は割とそういうのをパラパラとめくってしまう性質にありました(笑)

「成功者になりたい」とか、「頭が良くなりたい」とかそういう欲求ベースの行動というよりは「どんなことが書いてあるんだろう?」の好奇心の方が強かったような気がしますが、大体の場合、購入には至りません。

なぜかというと「当たり前のことをそれっぽく書いてあるだけだな」みたいに感じることが多いからです。

「自己啓発書なんて意味が無い」と評価される理由の一つとして、上記の感想も含まれていると思います。

たとえば「成功者は朝の時間を大事にしている。余白の時間を生み出し、活用し続けた先に"成功"が待っているのだ。」みたいなやつです。

きっといろんな人が思うはずです。
「いや、そらそうだろうよ。」と。

極端に言うと、「努力しろ」みたいな内容を、砕いて書いてあるわけですよね。
私もこういうことばかり書かれていると、「意味ねえな」とか思っちゃうわけです。

しかしながら、中には私の感覚を刺激してくる本もあります。

意味のある自己啓発書

自己啓発書にもいろんな種類があるわけですが、その中にも自分が「良い」と感じられるものがあります。

極端に言うと、

・役に立つと思うもの
・役に立たないと思うもの

で二分されるわけですが、その差は一体どこにあるんでしょうか。

私が考えたところによると、「手に取るタイミング」と「行動が変化したか」というポイントが大きいと思いました。

「手に取るタイミング」についてですが、自己啓発書を手にする人は何かしら自分の中に、「変えたい」と思う状況や状態があって、手を伸ばすものだと思います。
そして、その本に書かれた内容が「今の自分にフィットするかどうか」で良し悪しを判断するわけです。

つまり、「自分の課題解決に役立ちそうかどうか」みたいなことですね。

自分の悩みに対して「あなたの状況は○○ですよね。なら、今から△△をすべきです。」というように書かれていると、「あ、これは自分のために書かれた本なのかも。」という感覚になると思います。

さらにその先で重要なのが「行動が変化したか」という観点です。

自分にフィットする、自分の感覚に訴えかける本と出会って、その先で「自分の行動や生き方が変わったかどうか」も自己啓発書の評価には大きく関わってくるんですね。

自己啓発書に書かれているのは主に考え方や方法です。
しかしながら、それをただ読んだだけでは人生は変化しません。

読んだ先で自分が行動し、その先で変化を実感できたときに「うわ、これめっちゃいい本やなあ。」ということを感じるわけです。

「思考」と「試行」

これは私の持論ですが、人生を変化させていくには2つの要素が重要だと思っています。
そしてその2つは自己啓発書が自分にとって意味のあるものになるか、無意味なものになるのかの分かれ道にもなると思っています。

ずばり「思考」と「試行」です。

思考は、考えること。
想いを巡らせること。

試行は実際に試してみること。
まず動いてみること。

この2つを目標を見据えた上で実行し続けられれば人生は変化していきます。

でも大体の場合、自分の悩みや課題に対して、「思考」するところで躓いてしまうものだと思います。

「解決策がわからない」
「どう行動したらいいのかわからない」

これにヒントを与えてくれるのが自己啓発書です。

でも、思考したり、自己啓発書を読んだところで人生は変化しないんですよね。
結局のところ、人生を変化させられるのは自分だけで、考えた先で行動できるかどうかにほぼすべてが委ねられています。

ある意味でいうと、自己啓発書を読んだり、何かしらの行動のヒントが自分のもとを巡ったときというのが「行動しやすいタイミング」だと思います。
自分の課題解決の糸口が見えているような感覚になっているはずなので、そのタイミングを逃さずに行動できるかが重要なわけです。

まとめ

これは今まで生きてきてかんじたことですが、大体の人は行動を起こすのが苦手なんですよね。

結局のところ、自分で「思考」と「試行」を深めることができるなら、自己啓発書なんて必要ありません。

自分で考え、行動できる人からすると「自己啓発書なんて意味が無い」と思ってしまうかもしれないわけですが、全員にとって意味が無いかというとそうでもないと思っています。

人はそれぞれに微妙に違った悩みを抱えているわけで、その悩みの解決に何の情報が役に立つかもわからないわけです。

だからこそ、自分の今を変化させるために、本を手に取ってみるその行動自体は素晴らしいことだと思うし、どんどん自己啓発書は読んでみるべきだと思っています。

ただ、読むだけで終わらないようにすること。
ここが超重要なので、自己啓発書を意味のあるものにできるように、今この瞬間から行動を起こしてみてほしいと思います。

この記事が誰かの役に立てば幸いです。
それでは素敵な人生を。

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