みなさんこんにちは。
今回は人生の転機について書いていこうと思います。
人生って平坦ではありません。
楽しいこともあれば、辛いこともあります。
そんな中で「人生が大きく変わるとき」というのを実感したことは無いでしょうか。
例えば「就職をするとき」とか「結婚をするとき」とかなんでもいいんですが、そのようなものです。
今回は人生に必ず訪れる「転機」に対処するための心構えのようなものを皆さんにお伝えできたらいいなと思います。
人生の転機

人生の転機というと、先ほども述べたように「就職」とか「結婚」とか大きなイベントをイメージされるかもしれませんが、必ずしもそうであるとは限りません。
例えば「普段の生活を変える」ということもまた、人生の転機になるわけです。
普段からタバコを吸っている人が「今日からタバコを辞める」と決意して、行動に移したのなら、それはきっと人生の転機になりますよね。
つまるところ「悩みと決断が伴うところに転機がある。」と私は考えます。
これは私の最近についてなのですが、現状に不満が募るようになってきました。
「このままでいいんだろうか」とか「なにかを変えないといけないんじゃないか」というような、自問自答が毎日のように頭の中で繰り広げられているんですが、要するに私は悩んでいるんですよね。
これを人は悩みとして捉えるわけですが、悩みの解決のために行動を起こしたのなら、それは人生における転機になるというようなことがいいたいわけです。
仕事でも家庭でもなんでもいいんですが、悩みはストレスから発生します。
快適な状態からは悩みは生まれないし、悩みがないということは、現状に満足できている状態なんだと思います。
でももし「ストレスを感じている」という人がいたなら、自分に転機が訪れているという風に見方を変えてみてほしいんです。
変わるのは「他人」か「自分」か

ストレスの根本を探ったとき、行き着く先は大体において人間関係だと思います。
職場に嫌いな人がいるとか、妻から嫌みを言われるとか、友だちがマウントを取ってくるとか。
そんな人間関係のあれこれがストレスとなって現れると思います。
例えば、自分に正当性があると感じている時、大体の人は「やってられるかい!!」と感じると思います。
根本にある考えとしては「自分は正しい、周りが間違っている。」というような感じです。
でも私はここで一つ「自分は現状の改善のために、できることはないだろうか。」という"問い"を入れるようにしています。
職場に嫌いな人がいるとき「自分はその人に嫌なことをしていないだろうか。」とか、そんなことです。
もし仮に自分が人に対して真摯な態度で向き合っているのに、雑な扱いをされるようであれば「転職という選択肢はないか」とかそんなことも"問い"の答えとして浮かんでくるかもしれません。
何が言いたいのかと言うと「過去と他人は変えることが出来ないので、改善を今の自分に求めるようにする。」ということです。
私自身もよくやってしまうのですが、なにかストレスを感じる出来事が発生したときに、他人のせいにしてしまいます。
仕事をしていて、人に対して「なんでそうなるねん」と思うこともありますが、前提として仕事は他人とするわけで、「なんでそうなるねん」に対しても予測と対策を用意しておくべきなんですよね。
もしそれが心から嫌なのであれば、自分だけで完結できる仕事を自分で始めればいいわけですが、自分にはそのスキルが無いから会社に勤めていたりするんだと思います。
つまりは”自分の無力を人のせいにしていることに気が付いた。"というような感じです。
転機はいつだって苦しく、孤独なものである。

現状に対して「何かがちがう」「こんなはずではない」と感じたとして、それを本質的に変えることができるのは自分だけです。
自分自身が動けば、状況は変化するし、今とこれからを変えていくことが出来ます。
でも、基本的に人生の転機については誰も手伝ってはくれません。
ピンチに駆けつけてくれるヒーローもいないし、状況を変えていくということはいつだって苦しく、孤独なものです。
ただ、今の自分が確信を持って動くことができれば、ちゃんと状況を変化させることが出来ます。
人は大人になったところで、"変化"には慣れないし、できるだけ安定を望むものなんだと思います。
でも、安定は人に後退をもたらします。
(時間だけが進んで、内面的な進歩が無いわけなので。)
「自分はこんなものだ」と決めつけてしまうことは、自分自身で自分の成長を阻害しているのと同じことだと思うわけです。
私は自分の現状にストレスを感じたときに、呪文のように頭の中で唱えることがあります。
自分は今、変化の途中にある。
自分が変われば、世界が変わる。
自分にしか、この状況を変えることができない。
"いま"、動く。動き続ける。
自分は"いま"生まれ変わる。
そして、現状のストレスが取り除かれた世界をリアルに想像します。
今の苦しみはただの通過点で、この先で当然のように自分が課題を克服している状況をイメージします。
「自分はできる」ではなくて、「すでにできている自分」をイメージして、そこに向かうステップを1つずつ踏んでいく感覚です。
引き寄せの法則とかに共通する考え方だと思うのですが、これができるようになれば、ストレスをチャンスに変換することができるのでおススメです。
まとめ
状況を変化させるということは、常に苦しみを伴います。
努力しないといけなかったり、自分が手に持っているなにかを手放さないといけないこともあります。
しかし、手放した後には必ず何かを手にしているはずです。
自分を変える努力や、今手にしているものを失うことは怖いことかもしれませんが、「改善したい」という心からの前向きな感情から生まれる行動は、前向きな未来をもたらしてくれるはずです。
・転機は成長の兆しであるということ。
・底に伴う「変化」と「苦しみ」を受け入れる勇気を持つこと。
・自分なら、必ず乗り越えられるという確信をもつこと。
これら3つのことが頭の中にあるだけで、ストレスや転機への向き合い方が変わってくるはずです。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
それでは素敵な人生を。