みなさんこんにちは。
今回は子育てについて書いていきたいと思います。
私には双子の息子がいるんですが、最近?子どもたちの興味の移り変わりをよく感じます。
子どもの興味に対して「親はどんなことを子どもにしてあげるべきなんだろう…?」ということを考えたので、みなさんにも共有していきたいと思います。
移り変わる”興味”

私の息子たちはとにかく車や乗り物が大好きでした。
街の中で見たことが無い車や乗り物を見つけると「あれはなに!?」と興味津々で聞いてくるのです。
毎晩寝る前には家族みんなで同じ本を見てから寝ることを習慣にしているのですが、その時に読む本も「のりもの図鑑」。
図鑑で情報収をして、街中でその乗り物を見つけると「あっ!マツダのCX-60!!」とか言って興奮しているわけです。
(親はCX-60なのかCX-30なのか見分けがつかない)
でも、3歳を過ぎたころから急に乗り物への興味が冷めてしまったようです。
街中で私が「あっ!HUMMERや!!」とか言っても、特に反応しなくなってしまいました。
気付いたときには、親だけが街中で珍しい車を探すようになってしまっていて、なんとなく寂しい気持ちに…(笑)
今は仮面ライダーとかウルトラマンとかが好きなようで、毎晩寝る前にはヒーローが出てくる本を読んでから眠っています。
親としては興味の対象が車かどうかはともかくとして、何かに興味を持って「もっと知りたい!」と感じる"好奇心"とか、好きなことに向き合う楽しさを知ってもらいたいと思っています。
そんなときに感じたのが「好奇心や好きなことに向き合う感覚を育てるために、親にできることって一体何なのか」ということです。
子どもが"好きなことに向き合える環境"を用意すること

"親の役割"みたいなものを考えたときに、私たちにできることは"環境づくり"だと思うんですよね。
子どもはいろんな情報を受け取って、それを「好き」だとか「嫌い」だとか「楽しい」だとか「楽しくない」だとかいろんなことを感じるわけですが、この感情の部分は親が決めることはできません。
例えば親がどれだけ野球が好きで子どもに「野球をさせたい!」と思っていても、子どもが野球を好きになるかどうかはわからないわけです。
そんなことを思うと、子どもの興味にしっかり寄り添ってあげて「何が好きで何に対して楽しいと感じるのか」などを親の立場でよく観察してあげて、子どもの興味に対していろんな提案をしてあげたいなと思うんです。
ただこれは好きなことを際限なく提供してあげるということではなくて、好きなことをするためにはそれ以外のこともしないといけないという、一般の感覚も同時に教えてあげる必要があると思っています。
"やりたいこと"と"やりたくないこと"

今の自分の状況を振り返ったときに、私は自分の好きなことだけをして生活することができていません。
本当のことをいうと絵をたくさん描きたいし、本ももっとたくさん読みたいし、映画もたくさん見たい。
家事や仕事なんかよりもやりたいことがたくさんあるわけです。
世の中を見渡しても、自分のやりたいことだけをして生活できる人なんてほとんどいないと思います。
なので「無制限に仮面ライダーのテレビを見せてあげる」とか「無制限に欲しいものを買ってあげる」とかっていうのは、環境を用意してあげるということと少し違うと思うんですよね。
好きなことをするためにはそれ以外のやらないといけないこと(例えば歯磨きとか片付けとか)をしないといけないし、やることをやったら自分のやりたいことをすることができる。という土台部分の感覚をしっかり育ててあげないといけないなと思うわけです。
ただわがままなだけだと、大きくなったときに苦労するだろうし、好きなことに向き合うということがどういうことかということを普段の生活の中で教えてあげたいなと思いました。
まとめ
子どもには伸び伸びと自分の興味に向き合ってもらいたいと思う反面、なんでもありにしたくないなという感覚があります。
世の中にはルールがあるし、生きていく中ではやりなくないこともたくさんしないといけません。
事実、私自身がやりたいことをできないことに不満を感じていて、現状を変えたいと常に感じています。
好きなことに向き合うことは大切なことで、とても楽しいことでもあるんですが、それを生活のほとんどにするために自分が今なにをすべきなのかみたいなことを教えていけたらいいなと思っています。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
それでは素敵な子育てを。