みなさんこんにちは。
今回も日替わりのお題について書いていきたいと思います。
結構、ざっくりとした質問ですよね(笑)
「何を減らせますか?」って…
"自分の人生"をテーマの土台に据えて、考えていきたいと思います。
自分の人生から減らせるもの

極端にいうと、心身の健康を維持できる範囲であればなんでも減らせると思っています。
食べる量も減らせるし、モノを買う量だって減らせるし、人付き合いの量だって減らせます。
でも世の中を見ていると、減らすのが難しいと感じる人は多いようです。
体重を減らすことや、スマホを見る時間を減らすこと。
モノでもなんでもとにかく自分の周りに多く抱えすぎている人が多いように感じます。
"なぜ減らせないのか"みたいなことを、友人や周りの人の話を参考にしながら私なりに分析してみたんですが、自分の欲と向き合うということをしていない人がほとんどでした。
自分の欲と向き合う

"自分の欲と向き合う"というのは、簡単に言うと"自分が何を欲しているのかをよく観察する"みたいなことです。
例えば「ケーキを食べたい!でも痩せたい!」とかを言っている人がいるとします。
「食べたいけど、痩せたい。」みたいなことって、逆の性質を持っていて自分の中で欲がぶつかっている状態なんですよね。
"欲"というのは基本的に人を苦しめる性質を持っています。
そして欲を埋めるときに、人はある種の快感を覚えます。
なんでもそうなんですが、「欲しい欲しい!」と感じている時は自分が不足していると感じている状態なので、苦しいんですよね。
そしてその「欲しい!」を解消できたときに快感を覚えるので、その快感を再び経験したいと感じることで人はモノや行為に依存したりします。
上記で述べたようなものが私なりの"欲”の分析なんですが、自分の中で"欲"がどういうモノなのかがわかると、"欲"とどうやって向き合えばいいのかが見えてきます。
"欲"との向き合い方

先ほどの復習になりますが、欲は人を苦しめる性質を持っていて、欲は不足を感じたときに発生します。
でも欲には具体的な数値も無ければ、曖昧で人によってその大きさが違うことにも気が付くと思います。
つまりは、個人の中で欲の形や性質が違うわけです。
少し話が入り組んできましたが、欲と向き合う上で大切なのが「知足(ちそく)」という言葉です。
知足というのはつまり、「"足る"を"知る"」ということ。
今の世の中を見ていると、たくさんの広告があふれていますよね。
「これを使えば綺麗になれる」
「これを使えば痩せられる」
「これを使えば恋人ができる」
きっとそれらの広告を目にすることで「これを使えば(買えば)幸せになれる!」と感じるから、消費とという行動に移るんだと思います。
でも何かによって自分の"渇き"を潤すことは、根本的な解決にはならないと思っています。
欲は常に目の前にやってきます。
サプリを飲んで痩せたら、次は肌を綺麗にしたい。
肌を綺麗にしたら、次は恋人がほしい。
というように、自分の現状に満足することを知らない限り、欲の中に取り込まれてしまうんですよね。
大切なのは、自分の中に”幸せ”を感じることができる感覚があることと、それを受け取ることができる肉体があることに気が付くことだと思います。
幸せを感じるために必要なこと

身体があれば、私を"私"と認識することができる”意識”があれば。
人はいつだって幸せになれます。
手があれば、自分の愛する人に触れることができる。
目があれば、自分の愛する人を見ることができる。
耳があれば、自分の愛する人の声を聞くことができる。
でも、”愛する人”はお金を払うことで見つかるわけではありません。
自分がどんな人と一緒にいたいのかを自分自身で知る必要があるし、理想の人に愛してもらうために自分自身を磨く必要があります。
それは”見た目”の話なのか"こころ"とか内面の話なのかは人によると思います。
でもきっと目の前の人を心から大切にしたり、自分自身を大切にしたりできる人は、自分の肉体と精神の大切さに気が付くと思います。
自分には何かが足りていないのか。
それは外部によってもたらされるナニカなのか、自分自身の内側の話なのか。
個人でよく見極める必要があると思います。
まとめ
「何を減らせるか」というテーマで書き始めたんですが、結局のところ自分の"欲"を静観できれば、あらゆるものは減らすことができます。
自分の"欲"がみえてくると、本当に大切なものが見えてきたり、自分にとって必要なものが見えてきます。
自分自身の内面をよく観察すること。
是非たくさんの人にお勧めしたいです。
それでは素敵な人生を。