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親として子どもどう向き合うべきなのか。「いい子」って一体なんだろう…?

みなさんこんにちは。

今回は子育てについて書いていきたいと思います。
最近自分の子どもに対してどんな接し方をするべきか、というようなことを考えています。

子どもがいると「○○くんってほんまにいい子やね!」とかいう言葉を耳にすることがあると思いますが、「はて、いい子ってなんだろう…?」と感じたことがきっかけです。

今回は私の中の「いい子」について掘り下げていきたいと思います。

いい子って何だろう?

mother and sons in a kitchen
Photo by Jep Gambardella on Pexels.com

私が自分の子どもに「ほんまにいい子やなあ…」と感じる場面について考えてみました。
人に「ありがとう」とか言えてる時や、誰かのために自分が身を引いたりする場面で「いい子やなあ」と感じることが多いです。

我が家は双子なんですけど、それはそれは毎日喧嘩です。
階段の上り下りの順番でも喧嘩しますし、スプーンを取りに行く順番や、使うスプーンの種類でも喧嘩します。
(レッサーパンダが書いてあるスプーンが人気です)

親としては階段の上り下りのたびに喧嘩されると予定が狂いまくるわけです。
時間が無いときは結構イライラします。

でもたまに順番やレッサーパンダのスプーンを譲ってあげたりする場面が見れます。
「○○くん使っていいよ!!」とか言って、身を引く場面を見るとめちゃくちゃ褒めます。

「すごい!!譲ってあげたん!?パパも助かったわ、ありがとう~!!なにかを譲るって大人でもなかなかできる人いないんだよ!!」とか言って、抱きしめてなでなでします。

最近は自分が良いことした自覚があれば、自分から両手を広げて飛び込んできます。
(良いことできた!!褒めて!!!)みたいな感覚なんだと思います。
もちろん私は飛び込んできた息子を褒めまくります。

都合のいい子?

baby twins in matching outfits sitting in a castle courtyard
Photo by Becerra Govea Photo on Pexels.com

息子に対して「いい子」と感じる場面を考えているときに、親にとって都合のいい場面でもこの言葉をつかっているかもしれないな…と思いました。
例えば、時間に追われている時とかにちゃんと言うことを聞いてくれたときですかね。

当たり前のように「いい子」をつかってましたけど、これってどうなんだろう…?と何となく思いました。
親にとって都合がいい子を「いい子」としてしまっていいのだろうか、という話です。

言うことを聞いてくれるというのは親としてはとても助かります。
でも子どもには子どもの世界があって、子どもなりの言い分もあるんじゃないだろうか、とも思います。

ご飯をダラダラ食べていたりして、全く後片付けが進まない時なんかは結構イライラします。
でもササッと食べてくれると「いい子だ」とか思ったりします。
(直接息子には言わないようにしていますが…)
なんとなくそんな自分を振り返って、身勝手だなと感じました。

この場面での「いい子」は親である私の都合に対する「いい子」であって、本質的ないい子かどうかとは別の話ではなかろうか、と。
例えばそれを「いい子」として子どもが「親の言うことに従っていればいい子だと褒めてくれる」というような状況が生まれるのは、間違っていると思うわけです。

人って褒められるのは気持ちいいですし、親の「いい子だね!」を道しるべに自分がなにをすべきか選択することも考えられますよね。
そんなわけで、自分の都合をベースに「いい子」という言葉を使うのはよくないなあと思いました。

必要な言葉

family sitting on grass near building
Photo by Agung Pandit Wiguna on Pexels.com

親の立場になってみると、子どもの一挙一動に振り回される場面が少なくありません。
階段を上り下りするたびに喧嘩されていては乗ろうと思った電車に乗れないこともあります。
かといって常に時間に余裕を持って…とか思っていても、いつ喧嘩が発生するかなんて言うのは予想できません。

それでは親の都合に合わせた行動をとってくれた子どもには、どんな言葉をかけるべきなんでしょうか。

私なりの答えは「ありがとう」でした。
公共の場でおとなしくしてくれた時や、時間に追われる場面で言うことを聞いてくれた時。
そんな時にはまっすぐな気持ちで「ありがとう」が正解なんだと思いました。

結局相手が息子とか子どもとかは関係なく、人として対等に接する気持ちが大事なのかな?とか思ったわけです。
友達が自分を助けてくれたら「ありがとう」ですし、そこで「いい子」なんて言葉は出てきません。

「親だから」とか「相手が子どもだから」という理由が背景にあると、子どもの視点に立った時に結構身勝手な発言に聞こえる場合があるのを思い出しました。
(こういう経験って大人になった今でも結構覚えているもんですね)

大人だろうが子どもだろうが友達だろうが、自分とまっすぐ向き合ってくれる人は貴重です。
なので息子たちにとって自分がそんな存在になれたらいいな、と思いました。

まとめ

子育てをしているとついつい親の視点で物事を考えてしまいがちですが、結構身勝手な考えや発言をしていることに気が付くことがあります。

子どもであろうとも、相手はひとりの「人」で、私自身が立派に育ってほしいと願っているわけです。
そんな中で子どもを対等な人として見れていない時があるのは失礼だったな、と反省しました。

常にそんな精神性で子育てができるかはわかりませんが、一つ大きなことに気付けたような気がします。
本当の意味で「いい子」に育てられるように、まずは自分が「いい人」になれるよう精進したいと思いました。
子育ては奥が深い…つくづくそう感じます。

それでは素敵な子育てライフを。

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