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文章を書くということ。作文の楽しさと恐ろしさを知った過去のお話。

みなさんこんにちは。


今回は雑記です。
私が作文にハマりだすきっかけと、私の作文人生で起こったちょっとしたハプニング(思い出)について書いてみたいと思います。

作文にハマるきっかけ

photo of person writing on notebook
Photo by JESHOOTS.com on Pexels.com


私は昔から文章を書くのが好きだったりします。
これはそのきっかけとなった出来事。


あれは小学6年生の頃。
当時仲の良かった友達が「俺な!実はな!感想文とか絶対最後までな!書くようにしてるねん!」と言っていたのが作文にはまるきっかけになりました。

その友達は学校で度々書かされる感想文を、最後の行までしっかりと埋めるようにしているとのことでした。
私にとってはただめんどくさいものでしかなかった感想文でしたが、なんとなく私もやってみることにしました。


それまではできるだけ大きな文字で「た の し か っ た 。」とか書いていました。
できるだけ少ない文字数で、いかにしてその場をやり過ごすかということしか頭になかったので、まるで正反対のことをやり始めるわけです。


いざやってみるとこれが結構難しい。
最初はなかなか文字が生まれてこないんですね。


ここで私は「どうすれば文字数を稼ぐことができるのか」を考えるようになります。
最初は起きた出来事に付随する物事を書いていました。
例えば「今日は校外学習で工場見学に行きました。天気は晴れです。友達は楽しそうにしていました。」みたいな感じです。


なるべく1シーンを詳細に思い出して書くことで文字数を稼げることに気が付きました。

おもしろい文章を書きたい

photo of man laughing
Photo by Jonathon Burton on Pexels.com


中学に入ると関わる友達も変わっていました。
なんかちょっと変な友達と遊ぶようになります。


同じクラスになったKくんの言動にはエキセントリックさがありました。
そして先生と女子からすごく嫌われていました


でも私はKくんのエキセントリックさの虜になっていました。
また中学1年生の頃、私はお笑いが大好きでした。
一番好きだったのは笑い飯です。

引用元:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=95


ダブルボケで展開されるなんでもありの世界観に夢中になっていました。
そして笑い飯にハマっていたこの辺りで私の作文が一つレベルアップします。


起こった出来事に対して、自分なりの解釈とフィクションを混ぜ込むという段階に入ります。
そして文章で人を笑わすことができないだろうか。と考え始めます。


私は感想文を書く機会に創作をしていました。
校外学習やスキー実習などの感想文で、あることないこと書きまくって遊んでいたといっても過言ではありません。


しかし、ここで変な手ごたえを感じます。
スキー実習の感想文がなぜが上級生の間で回し読みされていました。


部活の先輩から珍しく声を掛けられたと思ったら「スキー実習の感想文読んだで!」とか言われるわけです。
「新作読んだで!」みたいなテンションで話しかけてくる人たちがいることに何となく楽しさを覚えていました。


ここの辺りから文章で人を楽しませるということを追求し始めます。
モバイルスペース(通称:モバスペhttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/23/news075.html)とかいうのでホームページを始めます。
(今はサービス終了しているみたいですね。悲しい。)


当時の彼女と一緒に運営をしていました。
いわゆる「カップルホムペ」というやつです。
普段の出来事にツッコミをいれながら、日記を書いていました。

作文による悲劇

cool asian gang with tattoos on city street
Photo by Khoa Võ on Pexels.com


ある日、私は学校帰りにヤンキーに絡まれます。
公園を横切ると「おい!何こっち見とんねん!タイマン張れやあ!!」と言われました。


私は「嘘やん」と思いました。

公園で酒盛りをしている中学生(未成年飲酒ダメ)に喧嘩を吹っかけられたわけです。
当時は推薦で高校進学が決まっていたので、あらゆるもめごとを避けたいと思っていました。


喧嘩を売ってきたヤンキーは二人組。
一人目は眉毛無しでびっくりするくらいの腰パン。
「いやいや、もうズレてもうてるやん(笑)」と言いたくなるレベル。


金髪、そしてデカすぎるピアス。
最初、耳にドリームキャッチャーでも付いてんのかな?と思いました。

silhouette of hanging dreamcatcher
Photo by Pixabay on Pexels.com

二人目は身長180センチくらいで髪型がアシンメトリー。
サッカーボールでリフティングをしている男でした。


この時私は「今日の日記のネタができた」と思いました。
とりあえず推薦で高校進学が決まっているのでその場を穏便に済ませようと試みます。


ドリームキャッチャー「おい、何見とんねん。タイマン張れやコラァ。」


「見てるつもりはなかったわ。喧嘩は嫌やねん、痛いの嫌いやし。」


ドリームキャッチャー「ハァ?お前びびっとんかいや!土下座せえや!」


「土下座は嫌やけど、謝って済むなら謝るわ。ごめんな。」


ドリームキャッチャー「…お前聞き分け良いなあ!気に入ったわ!!一緒に酒パする??」


「ごめんな、忙しいから帰りたいねん。もう行ってええかな?」


ドリームキャッチャー「ほんまか!それならいいわ!たまにこの公園おるからまたな!!」


みたいな会話をしたと思います。


「まじでなんやってんこいつら」


というのが感想です。
その日の夜に私は下校途中にあった出来事をホムペに日記で書きました。
それもかなり辛辣なツッコミをいれながら。

作文によるピンチ

ligtning striking at nighttime
Photo by Tsvetoslav Hristov on Pexels.com


翌日、事件は起こりました。


当時付き合っていた彼女と下校しようと校門を出てしばらく歩いていると、前からえげつないくらいアップハン(カマキリ自転車)の5人組ヤンキーがこちらに向かってくるのです。

引用元:https://bokete.jp/boke/74765476


(うわ、ヤンキーや。)


と思っていたら、そのヤンキーが横を通り過ぎるときに脇腹を蹴られました。
普通にイラっとしました。


当時の彼女には申し訳なかったですが「ちょっと行ってくるわ。ごめんけど、先帰ってて。」と言って、5人組ヤンキーのところへ行きました。
そのうち二人は昨日のヤンキーでした。(またこいつらかい。)


そしたら耳にドリームキャッチャーを付けた金髪の方が
「お前、昨日の日記見たぞコラァ!!!」と言ってきました。


まさかの読者でした。


どうやら昨日の日記の仕上がりに納得できなくて、わざわざ他所の学校まで来たようです。
(というか学校も知ってて、日記も読んでて、感想言いに来るてどんだけ私のファンなん。)


それはそうとこちらは脇腹を蹴られたことが気に食わなかったので「さっき蹴ったんお前か?」と聞きました。
ドリームキャッチャーは「おう、そうや。今日こそタイマン張れや!!」と言ってきました。


彼は5人でやって来て「タイマン張れや!!」と言ってきたのです。
ここで私の悪い癖が出てしまいます。


「いや、5人やん。君5人で来てるやん。何がタイマンなん。」みたいなツッコミを入れていました。
すると金髪君はフガフガいいながら胸倉をつかんできました。
この辺りでやってきた5人のことを見回してみました。


ドリームキャッチャーを付けた金髪、髪型アシンメトリーのノッポ、もはや印象にも残ってないくらいの量産型ヤンキーが2人、結構デカいパンチパーマの外国人


いやいや、待ってくれよ。
結構デカいパンチパーマの外国人がおるやん…。

angry black man in hoodie against light pink background
Photo by SHVETS production on Pexels.com


ここで、私はビビっちゃいます。
どうあがいても結構デカいパンチパーマの外国人に勝てる気がしませんでした。
(また適当にあしらってこの場をやり過ごそう…。)


そんなことを考えていると、騒ぎを聞きつけた学校の先生が来てこの騒動は終わります。
とりあえず私は先生に「いらんこと書くな」と言われます。
学校の先生にもホムペがばれてしまったので、いらんことを書けなくなってしまいました。無念。


ここで私は「いらんことを書くとややこしいことに発展する」ということを一時的に学びました
その後、デコログというサービスが流行り出し、またいらんことを書き始めます。
(ちなみにデコログ(https://sbwinc.co.jp/decolog-service-ended/)ももうサービス終わっちゃってるみたいですね。寂しい。)

ここで得た教訓

photo of man with hand on chin sitting on concrete pavement in front of white wall
Photo by Ariel Paredes on Pexels.com


当時は本当に面白ければなんでもいいや、という感じにブログを書いていましたがその分いろんな人と揉めました
本当に思わぬ人が見ていたりするのでそこは面白かったですが、同時に恐ろしくもあるんですよね。


今の時代、SNSでだれでも発信ができるようになって発信内容にはかなり気を付けないと関係ない人たちにまで、ぶち叩きまわされる世の中になってしまいました
私としてはモバスペやデコログで痛い目を見ておいてよかったなあ。なんて思っています。


今は子どもがいて発信についても親がよく知っていないと子どもが危険にさらされてしまう時代です。
過去の経験を活かして、自分の子どもにはちゃんと発信する内容について考えるよう伝えていきたいなとこの記事を書いていて思いました。


以上、昔話でした。
それではまた。

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