みなさんこんにちは。
今回は日替わりのお題について書いてみます。
未来と過去どちらについて考えることが多いですか?というお題。
毎回思いますけど結構面白いお題を提供してくれるので助かります(笑)
私個人としては未来について考えることが多いです。
理由を話すと過去はもう過ぎ去ってしまったもので変えることができないからですね。
それに比べて未来は自分の今の行動次第で変えることができます。
今回は私なりの未来へのアプローチについてお話していきたいと思います。
過去・現在・未来

一般的に時系列は過去・現在・未来で展開されていると考えられていますよね。
過去から現在、そして未来へと連続的に変化していくのが時間という概念です。
過去も現在も未来も「ある」ものとして考えられていますが、私としてはここで意義あり!です。
私たち人間にあるものは「現在」だけだと思っています。
過去もない、未来もないです。
ここについては少しややこしい話になりますが定義の仕方によるとは思っています。
例えば「ある」という状況をなんとするか、みたいなことです。
感覚的には「所有しているかどうか」みたいな考え方がしっくりくると思います。
さらに「存在しているか」という部分。
過去や未来があることを証明して~とか言われても無理ですよね。
ただ現在に関してはそこに私やあなたが存在していることで証明ができます。
つまりは2つ以上の認識主体が同時発生している状況で証明ができるわけです。
過去も未来も証明することができないのでひとまずは無いとします。
例えば未来の1地点に出向いて「ほら、未来があったでしょ?」は無理なわけです。
現在、2024年1月5日にこの記事を書いているんですが、2024年1月6日が存在しているかどうかは現時点で証明することができません。
仮に明日がやってきたとして2024年1月6日に「ほら、あったでしょ?」と言ったとしてもそれは未来の証明ではなく現在の証明になるわけです。
少しややこしいですが、ひとまず一人の人間の考えとして聞いてもらえたらと思います。
過去と未来を所有(証明)することができないとして、過去や未来をどう扱うべきなんでしょうか。
過去をどう扱うか

過去は言い換えると「記憶」です。
それが実際にあったかどうかはもはやわかりませんがあなたや私の中に過去は「記憶」として存在します。
記憶というのは目の前を通り過ぎていった「現在」の蓄積ですよね。
現在が過去になっていくわけです。
そして過去は肉体あるいは認識主体に記憶として刻まれます。
実は過去っていうのはある意味では書き換えが可能です。
ただそれは過去の書き換えではなくて、過去を認識する現在の書き換えになるんですけどね。
例えば「2年前に1万円貸したやろ?はよ返して!」という人が現れたとします。
でも「いやいや、借りてないで!」と言えばこの時点で過去というものが曖昧になりますよね。
どっちが本当のことを言っているのかわからなくなってしまうわけです。
証拠として「メモに残してる!」とか「写真に撮ってる!」とかで認識がそろえば過去の証明に近づくことができますが写真やメモは捏造が可能です。
「証人がいる!」とか言ってその場にいた5人くらいを連れてきて「あぁ、1万円貸してたよね」とかいうと事実はどうであれなんとなく1万円を貸したことにすることも可能です。
大体においては2人以上の共通認識によって過去はあるものと考えることができますが、実際にあったかどうかなんてわからないわけです。
情報の一部分を切り取って「それこそが事実」みたいな情報操作も可能ですし、洗脳によって過去の印象操作あるいは認識を書き換えることも可能です。
私は過去についてもう今は目の前に無い「記憶」という情報として考えます。
ただ「終わってしまったからもう過去について考える必要はない」ではなくて、過去は現在の行動を考えるための教材になると思っています。
失敗から学べという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、過去の後悔をするのではなくて「過去こうなってしまったから、そうならないためにはどうすべきか」という見方をすることで過去に今とこれからを変えるための意味が生まれます。
さらには過去には悪い経験だけでなく良い経験も蓄積されていると思います。
例えば私でいうと友達や家族と過ごした楽しい記憶ですね。
それらは現在のモチベーションになったり、自分の人生において何が重要かを見定める大切な指標になると思います。
自分にとって何がいい思い出になっているのかを振り返ることで、これからの人生で何を重視すべきなのかの判断材料にするのも過去の使い方の一つだと思います。
未来をどう扱うか

未来についても今は目の前に無いものを指しますよね。
なので未来を扱うという表現にも違和感がありますが、概念として考えてもらえたらと思います。
私は未来というのはイメージだと思っています。
目の前にないけど、それを想像することはできてさらには目標に据えることができます。
未来がどうなるかは現在の状況からある程度予測はできますが、すべてが思い通りにはいきませんよね。
たとえば「右足と左足を交互に出せば10メートル先の地点にたどり着く」という予測をしたときに、大体においては実現できると思います。
でも3歩目に足の腱が切れてしまって、だとりつく先は病院になるかもしれません。
ほとんど無いにしても絶対無いとは言い切れないのが未来です。
そして先ほども言ったようにすべてを思い通りにできなくても、大体において実現可能というのが未来の性質です。
これを自分の夢や目標に置き換えてみるとどうでしょうか。
「すべてを思い通りにできなくても、大体において実現可能」
私は自分の未来とそこにたどり着くためのステップがより具体的にイメージできればあらゆることが実現できるんじゃないかな?と考えています。
ただ、自分が心のどこかででも「無理だ」とか「できるわけない」と思った瞬間にできないものになってしまいます。
それは自分が本心で「できない」と思っているので、できない自分をイメージして、できない自分になるためのステップを踏んでしまっているんですね。
では未来における自分の姿をよりリアルにイメージしたとして、現在の扱い方を考えてみましょう。
今を生きる

過去も未来も目の前にはありません。
つまり自分が本当の意味で操作できるのは現在のみです。
現在に関しては自分の意志や行動である程度自由に動かすことができます。
例えば、今の仕事が辛くて死にたくなるような過去が続いているなら今辞めることができます。
でも仕事を辞める未来を自分がイメージできない限りずっと今の仕事を続けて死にたくなっている過去を蓄積していくことになります。
そして仕事を辞めない現在の自分がこれからの未来を形成していきます。
過去も未来も手の中には無いですが現在、つまり「今」だけは違います。
あなたによって変えることができます。
どれだけ過去に起こった出来事や、現状の環境に文句を言ってもあなたの現在を変えてくれる人はいません。
最終的にあなたを変えられるのはあなただけです。
過去や未来は現在を変えるためのヒントです。
過去に嫌な情報が蓄積されているのなら、あなたは今何かを変える必要があります。
未来に良いイメージが湧いてこないなら、あなた自身が今変わる必要があります。
なので今を生きるためには行動するべきだと私は考えます。
どれだけ考えても行動しない限りはなにも変わらないです。
それでも身の回りの環境は常に変化していきます。
それについて何かを思うのも文句を言うのも自由です。
でもそれだけでは何も変わりません。
本質的に自分の人生をコントロールできるのは自分だけです。
私はそう感じてから過去についてはあまり考えず、自分の理想とする未来とその未来を実現する方法を考えるようにしています。
そして現在、「今」やるべきことをひとつずつこなしていく。
そうすることが自分を理想とする未来へ導いてくれると信じています。
まだまだこの考えも実現途中なので説得力に欠けるといわれても仕方ないと思いますが、これから実現させていくのでその過程も含めて楽しんでもらえたらと思います。
過去に時間の使い方の記事も書いているのでもしよかったらコチラも見てみてください。
それでは素敵な人生を。