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3歳の誕生日。息子たちとのこれまでの振り返りと、今の気持ち。

みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。

先日息子くんたちが3歳になりました。


心からおめでとう。
そして2歳の息子くんたちさようなら。

2歳の息子くんたちに会えないと思うと本当に寂しいです。


せっかくブログをしているので今の気持ちとこれまでのことをざっくり記録に残しておこうと思います。

息子との出会いと夢の終わり

man leaning on wall with birds shadows from projector
Photo by Olya Prutskova on Pexels.com

息子くんたちはある時急に私の元にやってきました。
「俳優になりたい」と夢を追いかけるフリーターの私と、当時大学生だった妻との間に双子ができちゃったわけです。

産んで育てる決意は、割とすぐに固まりました。

俳優になりたいという夢は5年間芸能活動をして思うような結果を出せなかった自分が悪いと思い、ひとまず諦めました。
それにどうしても俳優がやりたいのであれば「自分で作品を作ればいい」とも思いました。

これが5年間の芸能活動で出した答えでもありました。

双子を産むと決意したものの、すぐにお金の問題が発生しました。
当時の私の貯金残高は30万円。困った。

子どもが生まれるまで約8ヶ月。
私は超絶にバイトをしまくりました。

9:00〜5:00まで障がい者福祉施設の夜勤。
8:00〜14:00で老人介護のデイサービス
15:00〜24:00で居酒屋バイト。

ひどいときのスケジュールはこんな感じです。
そして、家に帰って泥のように眠り、そしてまた働きに行く。

今までフリーターでぷらぷらしていた反動がここでやってきたな。という感じでした。

大学を出てから真面目に働いている友達などは順調に出世していたり「自分も真面目に働いていたらお金に困らなかったのでは…」なんてことが頭をよぎったりしましたが、そもそも真面目に働いていたら息子くんたちには出会えていないわけで、私の人生はこれがベストなんだと思います。

「息子たちに出会えたこと」
これは現段階で私の人生をとても意味のあるものに変えてくれています。

育児のかたち

blue jeans
Photo by Oleksandr P on Pexels.com

妊娠が発覚した時、私はフリーターで妻は大学生だったので一般的に見れば「大丈夫か?」と思われるような状態だったに違いありません。

でも私自身はそれほど不安はなく「妻とならなんとでもできるだろう」という感覚がありました。
そして、今もその気持ちは変わっていません。

もちろん育児自体は大変なことの連続でした。
なにしろ初めての育児で双子なわけです。


一番感じたことは「人手が足りねえ」ということでした。

息子くんたちは産まれてからずーっと寂しがり屋で「布団に転がしていたら勝手に寝てた」なんてことがほとんどありません。
(3歳の今でもほぼないです)

「抱っこの癖がつかないように〜」とか、「1人で寝れるように〜」とか、本を読んでいろんな情報を入れて実践してみましたが、早い段階で「これは無理なやつだ」と思いました。笑

抱っこしていないとギャン泣きで、泣きすぎて息が止まって顔が青ざめていくことも何度かありました。
なので、常に私か妻のどちらかが2人を抱っこしてその間にもう1人が家事をこなす。

これが息子くんたちが1歳になるまでの我が家の日常です。
その後自分で歩けるようになりだしてからはだんだんと楽になってきます。

本やネットで情報収集しながら臨んだ初めての育児でしたが、そもそも双子でそれぞれ性格や個性が違うように、ネントレとか型にはめること自体が間違っていたんだな。と思いました。

息子は、息子。
今、息子たちがして欲しいことに、なるべく応えてあげる育児をしようと思いました。

1歳になるまでは肉体的にも精神的にもヘトヘトな毎日であんまり記憶がありません。
でも、その分自分でいろいろなことができるようになる息子たちの成長がすごく伝わってきて、嬉しさも寂しさも双子ならではの体験をさせてもらっているなあと感じています。

育児という投資

bitcoins and eyeglasses on laptop
Photo by Leeloo Thefirst on Pexels.com

育児は時間、体力、お金…いろんなモノが必要になりますよね。
自分の時間や、自分の趣味に使っていたはずのお金も今では子どものために消えてしまいます。

でも、不思議と充実していて、心から「これでいい」と思えているんですね。
新しい服を買う喜びよりも子育てに使うお金と時間から得る喜びの方が圧倒的に大きいと感じています。

この経験や感覚はしっかり向き合えばこそのもので、適当に育児をしていては感じられないものなんだろうな…とも感じます。
「大変ではあるけど自分の人生の意味を感じさせてくれるほど貴重な体験をさせてくれる」これが3歳までの育児の感想です。

これから育児に臨む人なんかはきっと不安でいっぱいだと思います。

「お金は大丈夫かな?」
「ちゃんと子どもを愛せるかな?」
「子どもを正しく叱ってあげられるかな?」

たった3年だけの育児しか経験していませんが、自分なりにでもちゃんと考えて育児にしっかり向き合うことができれば大丈夫です。

私は育児に正解はないと思いました。
赤ちゃんはそれぞれの個性をもって産まれてきます。それは親も然り。

親もそれぞれ育ってきた環境が違って、好きなものも嫌いなものも考えていることも違うわけです。
育児や家族の正解はその家族でしか作れません

強いていうなら「家族が幸せであること」これが育児や家族の答えなのかな?と思います。

私は今息子くんたちと過ごせる毎日に超幸せを感じています。
お金もないし時間もないけれど、超幸せです。

なので私は普段の生活で「あ、これ良いかも」と思う意識や取り組みについてみなさんに知って欲しいと思っています。
全員ではないにしても、それによって誰かが「あ、これ良いわ」と思ってもらえればきっと良いものや幸せが広がっていくんじゃないかな?とか思っています。

私の取り組みはただの個人的な取り組みでしかないので、参考になるかは怪しいですが…
それでも誰かの幸せにほんのちょっとでも貢献できると嬉しいなと思います。

子育てや家族のことで生き方で悩んでる…とかありましたら相談も受け付けます。
このブログに書かれている育児観に共感してもらえる人なら、きっと力になれることがあると思います。

https://nehan.blog/contact/

それではこれからも3歳になった息子くんたちとの生活で感じたことなど、気ままに更新していきます。
拙い文ではありますがこれからも読んでもらえると嬉しいです。

ではまた。

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