みなさんこんにちは。
今回は掃除についてのお話です。
みなさんはお家の水回り綺麗にしていますか?
私は個人的なこだわりで、トイレやキッチン、お風呂場などは綺麗に掃除するよう心がけています。
これには風水云々ではなく精神的な理由があって、人生そのものを好転させることに繋がるんじゃないかな?と感じています。
水回りは心を写す鏡?

唐突ですが、私は"水回りは心を写す鏡"だと思っています。
普段の生活の中で、自宅のみならずいろいろなところでトイレを使うことがあると思いますが、みなさんは「綺麗なトイレ」と「汚いトイレ」どっちが良いですか?
自分で質問したもののなんてバカな質問なんだろうと思っています。
ほぼ全員が「綺麗なトイレ」が良いと答えると思います。
では次の質問ですが、トイレ掃除は好きですか?
まあこれも愚問ですよね。
大体の人は「嫌いだ」と答えると思います。
「綺麗なトイレは好きだけど、トイレを綺麗にする掃除は嫌い。」
私も同じ感覚なんですが、トイレに対してこのような感覚を持っていることになんとなく身勝手な感じがしました。
一般的な感覚といえばそうなんですが、トイレは使えば汚れますし綺麗さが維持されているトイレは誰かが継続的に綺麗にしてくれているはずですよね。
ある時、私はこの身勝手さを自覚して、なんとなくモヤモヤしたんです。
「自分はトイレを綺麗に使いたいけど、自分が誰かのために綺麗にするのは嫌。」
この一文が頭の中にフワッと浮かんできてからは、トイレの汚れが自分の心の汚れのように思えてきたんですね。
(本当に感覚的な話ですが…。)
私は自分の弱みや人間として未熟な部分を直視するのが苦手だと思います。
私自身、自分の未熟な部分を自覚するたびに自分が嫌になってしまう時期もありました。
でもそれを認識することは決して悪いことではなくて、これからの自分が人間的に成長するための課題だと考えるようにしたんです。
水回りを綺麗にするということ

物理的な話でいえばただの掃除でしかないんですが、トイレの汚れ(トイレに限らず)を自分の"精神的な汚れ"だと感じたときに、それは心の掃除になると思っています。
(何言うとるねんこいつ。と思われるかもですが…)
自分の身勝手さに気が付いてからは、トイレ掃除の時に"感謝の気持ち"を感じるようになりました。
人は便意を催したら当たり前のようにトイレで用を足すと思います。
別にトイレを擬人化するわけではないですが、トイレが無いと快適に用を足すこともできないですし、トイレが無条件に自分の排泄物を受け入れてくれなければきっときつい人生になりますよね(笑)
超うんちしたいときに駅のトイレに駆け込んだら駅の便器「お前は個人的に嫌やわ。」なんて言われたとしたら、超困ると思います。
水回りというのは使用頻度が高く、特に汚れやすい場所です。
さらには自分の汚れや、その他食器などの汚れを落とす"綺麗にするための場所"なので、そこが汚いと気分が良くないですよね。
日常の中で高い頻度でお世話になっているということを感じれたとき、水回りなどの汚れやすい箇所に対して「いつもありがとう」の気持ちが湧いてくるわけです。
そんな精神的な話を抜きにしても、水回りが綺麗だと生活そのものを心地よく過ごすことができるのでおすすめです。
汚れが溜まりやすい分、こまめな掃除習慣をつけることをおすすめします。
水回りを綺麗にすることで訪れる心の変化

「汚れを無条件に受け入れてくれるトイレに感謝」みたいなことを言ったんですが、それは水回りのみならず人間関係にも同じことが言えるんですね。
仕事や生活の中で"嫌な仕事"ってありますよね。
たとえばクレームの処理とか、子どものうんちオムツを替えるとか。
自分は確かに嫌なんですが、それを自分が嫌だからと放置すると誰かがそれを処理するわけなんですよね。
仕事だと役職や責任の所在によって然るべき人が対応するかもしれませんが、子どものう◯ちオムツとかは時の運です。
自分がそれに気付いたとして、見過ごすか対応するかは"自分の心の汚れを見過ごすかどうか"みたいな感覚になってくるわけです。
(あくまで私個人の感覚の話ですが…)
嫌な状況に遭遇したとき、その都度自分との戦いがあるわけですがなかなか毎回勝てないのも現実だと思います。
必要なのは"積極的に嫌な仕事をする努力"と"無理はしない"ということだと思っています。
積極的に嫌な仕事を引き受けるというのは良いことだと思いますが、どこかに無理が生じると「せっかくやってあげてるのに」という気持ちが湧いてきます。
周りからすると「頼んでないけど?」みたいになるかもしれませんし、無理が出てくるとその先の結果に影響するんですよね。
誰かのためにではなくて、自分のために進んで行うという気持ちで臨むのがおすすめです。
まとめ
日々の生活の中で必ずと言っていいほど使う水回り。
そして必ずと言っていいほど汚れていく水回り。
水回りに限らずではありますが、"汚れ"との向き合い方は自分の精神性にも影響がでてくるのではないか、というお話でした。
大体の人は綺麗な場所の方が気持ちがいいと感じるはずです。
その上で、綺麗に保つことの大変さと、自分がそれを積極的に行う努力によっていろいろなものの見え方が変わってくると思いました。
私自身「今はしんどすぎて無理…」というときは妻に任せてしまいますし、全く完璧にはこなせていません。
ただその大変さを知っているだけで「ありがとう」が自然に出るようになりますし、夫婦のコミュニケーションも少なからず円滑になると思っています。
みなさんもよければ水回り(心)の汚れと戦ってみてください。
それでは素敵な人生を。