みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。
今回は精神探究についての記事を書きたいと思います。
ずはり結婚の意味について。結構重たいテーマですよね。
最近私の友人でも結婚する人が増えてきて、結婚していない友人から結婚について尋ねられる機会があったので記事にしてみようと思いました。
今の時代、結婚についてはあまり前向きに考える人はいませんよね。
Twitterなんかを見ていると「デメリットしかない!」とか言っている人も見かけます。
果たして本当にそうなんでしょうか…?
結婚ってなに?

そもそも結婚ってなんなんでしょうか?
端的に言うと「あなたと私は夫婦になります」という「契約」ですよね。
しかしそこにはいろいろなドラマがあったりします。
恋愛結婚、お見合い結婚、できちゃった結婚、戦略結婚。
ざっと思いつく限りでもいろいろな種類の結婚があります。
皆さんに一度考えてもらいたいのが「子どもの頃の結婚に対するイメージ」はどんなものでしたか?
私個人のイメージですが「一番好きな人と結婚する」というイメージがありました。
今でもそれを理想としている人は多いと思います。
しかし、大人になるにつれそれがいかに難しいことかを実感していると思います。
中学生の頃の恋愛を思い出すと、盲目的で「ただその人とずっと一緒にいたい」という気持ちがあったり、ある意味では子どもの頃に抱いていた結婚のイメージに一番近い「好き」の感情だったかもしれません。
しかし高校になる頃にはどうも結婚はシンプルじゃないぞ?と感じ始めるようになりました。
その人の過ごしてきた環境、つまり「家庭環境」とかですね。
例えば金銭的に裕福な家庭で育った人は金銭的裕福さが当たり前になっていますし、散らかった家で育った人は家が散らかっている状態が当たり前で高校生になっているわけです。
ここでわかるのが結婚は「好きだけじゃダメ」だと言うことだと思います。
その人が抱える背景も全てありのままに受け入れられるなら問題はありませんが、一緒に生きていくためには自分を変える努力や相手を変える努力が必要だということに気がつきます。
自分の当たり前が「片付いている家」だったら「片付いていない家」はストレスに感じてしまうわけで、表面的な要素だけで結婚を考えるのは危ないんじゃないか?と思うようになっていました。(あくまで私個人の話です。)
大学生になる頃には浮気をされたりすることもあり「人を無防備に信じてしまうのは危険なのでは?」という気持ちになっていました。(これもあくまで私個人の話です。)
いずれにせよ、結婚は思ったよりも複雑で「好き」という感情だけで片付けるには難しいということが大人になるにつれ理解できるようになってきます。
子どもの頃は「好き=結婚」だったはずなのに、だんだんと「そうではない」ということがわかってくるわけです。
では、人はどんなときに結婚をするのか。
そして人はなぜ結婚するんでしょうか…?
なぜ結婚をするのか

では人はどんなときに結婚をするのでしょうか?
端的に「好き」という気持ちだけでは成り立たないとしても「好き」という感情の延長に結婚があるというのは事実だと思います。
感覚としては「この人とずっと一緒にいたいか」という言葉がしっくりくるかもしれません。
そこには「尊敬」やパートナーとしてお互いの「弱みをカバーし合う」など、「一緒に生きていく」という感覚が適当な気がします。
なぜ結婚するのかという部分について私なりに考えてみたのですが「人生の目的を共有して、一緒に楽しむため」というのがしっくりくるように感じました。
例えば子育てについて「良い子に育てたい」という目標を夫婦間で共有し、その目的を達成するために夫婦で協力しながら楽しめるか。というような感じですね。
結婚については昔からの憧れがあったりして「結婚する事で幸せになれる」という感覚で結婚をするのは個人的にはあまりおすすめできません。
私は結婚というのは「ある種のスタートであって人生のゴールではない」とよく感じます。
結婚すれば誰かが自分のことを無条件に幸せにしてくれるなんてことは無いのです。
結婚とは言い換えると「これから協力しながら一緒に人生を楽しもうね!」という契約なのかもしれません。
これからは誰かと一緒に、今までとは違う形で人生を楽しみたいという気持ちが前提にあればいい結婚ができるかもしれませんよね。
私は結婚に向いてる?

結婚の適正について考えることがあったのですが、ここについても前項と同じで「目標を共有して、2人の目標のために協力しあえるか」という部分が大きく関わってくると思います。
また「目の前の環境から幸せを見出すことができるか」と「目の前の環境以外に幸せを求めるか」というのも結婚の適正を考える上で重要になると思います。
例えば結婚すれば誰かが無条件に自分を幸せにしてくれると考えているなら、結婚には向いていないと思いますし、たとえ2人の人生の目標が一致していたとしても協力し合うことができなければすれ違いは目に見えていますよね。
結婚しても「もしあの人と結婚していたらどうなってたんだろう…?」とか考え始めるとキリがないですし、目の前のパートナーといかに人生を楽しくしていくかについて考えた方が物事は良い方向展開していきます。
こんなことを言うと「1人の方が楽だわ」と思う人がたくさん出てくるかもしれません。
もちろんそう感じる人はそうなのだと思います。
結婚は全ての人が目指すべき地点だと私は全く思いません。
そこには覚悟も必要になりますし犠牲も発生します。
しかし、私自身、妻と結婚できて心から良かったと感じています。
家族という小さなコミュニティの中で「我が子を良い子に育てる」「人生を楽しむ」という目標のために協力し合う日々はとても楽しいですし、1人では体験できない貴重な経験をたくさんしています。
子育ては大変なことも多いですが、大好きな息子たちに出会えたことも私の人生に大きな意味を与えてくれています。
結婚は人生の「目的」ではなく、人生を新しく、そして楽しく展開させていくための「手段」だと考える事ができれば結婚に対する見え方や感じ方も変わってくるかもしれませんよね。
まとめ
今回は私が思う結婚とは何か、結婚の適正について書いてみました。
結婚することが人生のステータスだと考えられていた時代もあると思いますが、私は決してそうは思いません。
あくまで大切なのは「自分の人生に結婚が必要なのか」という考え方だと思います。
自分にとっての「結婚」について一度よく考えて、その後で自分にとってそれが必要なのかどうかについて考えれば良いわけです。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
それでは素敵な人生を。