みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。
今回は子どもがダメと言っていることを繰り返すのはなぜなのかという部分について深掘りしていきたいと思います。
何回怒っても同じことを繰り返してイライラする!なんて経験はありませんか?
今回はダメだと言っていることを繰り返す理由について考察することで、子育てのストレスを軽減させられたらと思い、この記事を書きました。
もしタイトルのようなことで悩んでいる方がいれば参考にしてみてください。
1.なぜ子どもはダメと言っていることを繰り返すの?

では早速結論からいきたいと思います。
子どもは「なぜそれがダメなのか」をわかってないことが多いです。
子どもを怒るときって「ダメ!」とか「どうしてそんなことをするの!」みたいに反射的に怒ってしまうことが多く無いですか?
子どもからすると
「何がダメなの?」
という感覚になることが多いと思います。
私自身、小学生の頃など親や兄弟から禁止されていることの理由がわからなくてあえて反抗していた時期がありました。笑
例えば「人からモノを取ったらダメ!」という禁止をしたとします。
大人からすればこれがなぜダメなのか理解できますよね。
ただ人からモノを取ったらダメな理由を「子どもが理解できるように説明できるか」が大事になってきます。
さらにそれを「子どもに伝えてあげれているか」が重要になります。
2.繰り返すのを辞めさせる方法は?

モラルの問題をしっかり言語化して子どもに伝えてあげることがダメなことを繰り返させない近道になります。
私なら人からモノを取ってしまった子どもに対して
「〇〇くん、今おもちゃ取っちゃったよね?お友達泣いてるけどこれはいいことかな?」と本人に良し悪しの判断をしてもらいます。
もし「良い」と判断すれば、
「おもちゃをとっても良いなら〇〇くんのおもちゃをパパが取っちゃうけどいい?」と確認します。
きっと「嫌だ!」と反応すると思います。
「人におもちゃを取られることでどんな気持ちになるのか」を想像してもらうんですね。
そのあとで「嫌だよね、きっとお友達も嫌だったんじゃないかな?これはわかる?」と確認します。
それでわからないようなら実際に子どもからおもちゃを取ってしまいましょう。
きっと嫌で泣くか抵抗すると思います。
そのあとで「嫌だよね?そしたら一度このおもちゃは〇〇くんに渡すけど、お友達に返せそう?」と自分で返しに行くように促します。
全てが順調に行くわけでは無いですし、息子もよく同じことを繰り返します。
ただ「怒って禁止する」のではなく「相手の気持ちを体験してどうしてダメなのか伝える」というのを根気強く続けていくことが大切だと思います。
息子は双子でしょっちゅうおもちゃを取り合いますし、気に入らなければ噛みます。笑
ただ「繰り返ししっかり伝える」というのは本当に効果があって、「貸して」とか「ちょうだい」と交渉ができるようになってきました。
少し前までは無理やり取って、取られた方は相手を噛むという流れが通常だったのですが、本当に日々成長を感じています。
3.子どもを叱るときに意識すべきこと

我が家で意識している事として感情をなるべく排除して「伝える」ということです。
忙しい時などに無駄な仕事を増やされたりするとイラッとするときもあります。
でも子どもも社会のルールに適応しようと頑張っている分、大人も頑張る必要があると思うのです。
何がダメで、何が良いのかしっかり「伝える」こと。
日常的に良し悪しの判断を理解しながら成長する子どもは、土台に判断基準が身につきます。
でも理由もわからないままに怒られ続ける子どもはどうでしょうか…?
漠然と禁止されているけど禁止されていることの「何がダメなのか」が身につかないので結局繰り返してしまうんですね。
大人からすると当たり前のことでも子どもからすると全てが新鮮で初めての事だらけなわけです。
子どもの視点に立って、子どもの理解に寄り添って「伝える」ことを意識してみてください。
子どもは飲み込みが早い分しっかりと成長で返してくれるはずです。
4.まとめ
今回は子どもの叱り方についての記事でした。
過去に「怒る」と「叱る」についての記事を書いたことがありますが、幼少期というのは人間の土台形成を考える上でとても大事な時期になります。
もし「伝える」という部分を省いてしまっているなあと感じた方がいれば今回この記事でご紹介したアプローチを試してみてください。
では素敵な子育てライフを。