みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。
今回は赤ちゃんの睡眠についてのお話です。
私は自分に子どもが生まれるまで、赤ちゃんというものは勝手にすやすや眠って、ご機嫌で起きてくれるものだと思っていました。笑
しかし現実は厳しいもので、眠たくなったらギャン泣き、起きたら起きたでギャン泣き。
(まだ眠たいのかと思って寝かしつけようと思っても寝ない)
生後1年までの育児で一番悩んだのがまさに「睡眠」でした。
私の経験談になりますが、赤ちゃんの睡眠についてお話ししていきたいと思います。
抱っこでの寝かしつけは一体いつまで続くのか

結論からいきますと、3歳まで抱っこ紐で寝かしつけをしていました。
(本当に長かった…)
ただ1歳を過ぎたあたりで夜は抱っこ無しで寝てくれる期間があったりもしました。
正直なところこれは赤ちゃんによりけりで「寝る子は寝るし、寝ない子は寝ない」が回答として適切かと思います。
(参考にならない回答で申し訳ないです…)
ただ、1歳を過ぎたあたりから「寝ぐずり」がおさまりました。
寝ぐずりとは、赤ちゃんがうまく眠れなくてぐずぐずと泣いてしまう現象です。
我々大人からすると「眠かったら寝たらいいのに!」と思うんですが、赤ちゃんには赤ちゃんの悩みがあるようです。
我が家の場合、1歳2か月くらいで機嫌が良い時は抱っこなしで一緒に布団でゴロゴロしてると寝てくれるときが出てきて、1歳半を過ぎたあたりでほとんど毎日添い寝だけで眠れるようになりました。
そしてその後、体調を崩したのがきっかけで3歳まで抱っこ紐がないと眠れなくなってしまいます(笑)
「もしかしてずっと抱っこで寝かしつけ…?」なんて思っていましたが、そんな毎日にも終わりがやってきました。
夜だけでも添い寝で寝てくれるとだいぶ楽になります。
抱っこでの寝かしつけはあまりしないほうが良いの?

これも個人的な意見になるんですが、抱っこは赤ちゃんがしてほしいときに、してあげれるだけしてあげると良いと思います。
抱き癖云々の話を聞いたことがあって、我が家でも結構悩みました。
でも「別に中学生まで抱っこで寝かしつけするわけじゃないしなぁ」とか思うと、「今」の息子たちとしっかり向き合おうというメンタルにシフトできました。
大変な育児もいつかは終わりがきて、そのうちなんでも一人でできるようになってしまいます。
育児をしていると「今」が大変なので「早く終わってほしいなあ」なんて思ってましたが、いずれは反抗期がきたり、「パパ嫌い!」とか言われるようになると思うと「パパがいないと眠れない!!」の今が本当に愛おしく思えました。
赤ちゃんの時は抱っこ抱っこ!で大変ですが、次第にいろんなものに興味が出てきて、一人でも遊べるようになってきます。
現に今3歳ですけど、本当にいろんなことができるようになってきて、抱っこもたまにしかしません。
そんなこともあって持論で恐縮ですが、抱っこは求められるだけしてあげると良いと思います。
たくさん抱っこして、たくさん愛情を注いであげてください。
きっと赤ちゃんは「成長」を通して、かけた愛情を返してくれます。
寝かしつけのコツ

双子育児を通して何点か「お、これはいいかも!」と思った寝かしつけ方を月齢別に紹介したいと思います。
0~2か月
・授乳クッションで頭を少しあげて寝かせる(昼寝限定)
抱っこの角度に近いからなのか、布団に置くよりも授乳クッションで頭をすこし上げた方がよく寝ていました。
ただしこれは効果があったとしてもお昼寝限定にした方が良いと思います。
目の届いているうちはいいですが、何かの拍子にうつぶせになってしまうと、自分で寝返りが出来ないため窒息してしまうと思います。
もし授乳クッションを使って寝かせる場合はなるべく目を離さないようにしてください。
・足をマッサージ(握って)温めてあげる
夜中に授乳が終わった時など、布団に下ろして足をにぎにぎマッサージしてあげるとすぅーっと眠ってくれていました。
3歳になった今「そんな時期もあったなあ…」なんてしみじみしています。
3ヶ月
・お雛巻き&おしゃぶり
まずはお雛巻きについて説明します。

新生児~生後2、3ヶ月ごろは基本巻きがおすすめです。
体をしっかりホールドすると、赤ちゃんも安心感があるようです。
https://www.24028.jp/mimistage/childcare/2392/
おひな巻きも体をしっかり包み込むことができるのでおすすめです。
この時期からお昼寝、夜寝ともに寝ぐずりが酷くてなかなか寝てくれませんでした。
眠そうだな~と思ったら寝ぐずりを起こす前に、お雛巻きをして、授乳クッションを使用して寝かしていました。
またそれでもなかなか眠れない時はおしゃぶりを使用していました。
わが子たちはおしゃぶりがあまりお気に召さなかったようで、すぐに落としてしまうんですが、口に入れてると落ち着くようで次第に眠るようになりました。
*お雛巻きは眠ってしばらくするとほどいてあげるようにしてくださいね!
4~6か月
・エクササイズボールに座ってゆさゆさ(昼寝)
この時期は本当にずっとぐずぐずの時期でずーっと抱っこしていました。
立ちっぱなしも辛いので座ろうとするんですが、座ったら座ったで泣いてしまうので、バランスボールに座って揺れていました(笑)
なぜかバランスボールなら泣かなかったです。
・肩口から布団に置く(背中スイッチ阻止)
このくらいの時期から背中スイッチが敏感になったようで、布団に置くのにかなり苦労しました。
背中スイッチとは?
寝かしつけ等の際に赤ちゃんの背中が床に触れると起きてしまうんですが、それを俗に「背中スイッチ」と呼んでいます。
これを発動させないように肩口から布団に置いて、横向きに寝かすと成功する確率が高かったです。
この時期も引き続き授乳クッションを使用していました。
7~14か月
・あらゆる工夫を無に帰す暗黒の夜泣き期
もうこの時期はなにをしても無理でした。笑
寝たと思ってもすぐギャン泣きで起きてきますし、布団に下ろすという行為を諦めていた時期でした。
妻と一人ずつ抱っこ紐で抱えながら、座って朝を迎える修行の時期です。
何度かトライして無理なら諦める。
睡眠への執着を手放すほうが精神的には良かったです。
15~18か月
・入眠儀式をルーティーン化する
我が家では
①寝るときはいつも同じオルゴール曲を流す
②絵本を3冊読む
というのを入眠儀式としてルーティーン化していました。
人間はルーティンの動作をするとリラックスしやすい傾向にあるようです。
これを行うことで頭を「あ、寝る時間かあ」と認識させることが重要なんだと思います。
入眠儀式は上記のものじゃなくても大丈夫ですが、激しく遊んだり(追いかけっこなど)テレビなどはお勧めできません。
脳が興奮状態になってしまうとうまく寝つけなくなってしまうようです。
(テレビやスマホのブルーライトは脳を覚醒状態にしてしまう効果があります。)
ネントレは必要?

結論から言いますと一長一短あると思います。
ネントレが成功したからと言ってかならずしも良いことばかりではないと思います。
(ちなみに我が家は失敗しました)
「ネントレ(ねんねトレーニング)」とは、
赤ちゃんが自分の力で眠りにつけるように習慣づけるトレーニングのことです。
一般的に赤ちゃんは生後3カ月を過ぎたあたりから夜にまとまって寝るようです。
赤ちゃんの睡眠についてはかなり悩まされたので、我が家もジーナ式のネントレに挑戦したのですが、
①泣いていても放置しないといけない
②近所との関係で泣かせっぱなしにすることができない
③赤ちゃんの寝室として適切な部屋が用意できなかった
この3点が理由で諦めました。
泣いていても放置は心を鬼にすればなんとかできたかもしれませんが、②と③はどうしても無理だったので環境的要因も大きく関わってくると思います。
更にネントレが成功した人の話になりますが「うちの子はネントレをしている同じ環境じゃないと寝れない」みたいな問題も出てくるようです。
もちろんこれも赤ちゃんによると思いますが、それはそれで困りますよね。
赤ちゃんが自分で眠れるようになると、赤ちゃんも親もストレスが格段に減りますし、メリットもかなり多いです。
しかし、実際にネントレをするには覚悟とそれに合った環境が必要なので、それを踏まえた上で検討するのが良さそうです。
睡眠だけでなく、育児については悩みが尽きませんが、それぞれの赤ちゃんに合った向き合い方があると思います。
結局のところ、育児は一つの答えに収まることがないので、「育児をする上で何を大事にしたいか」を意識するのが大事なのかな?と感じています。
我々夫婦の話でいうと、成長段階を受け入れてこどもの「今」と向き合うことを大切に育児に取り組むようにしました。
まだ息子たちは3歳でこれからたくさん悩みが出てくるかもしれませんが、辛くてもしっかり向き合って愛情を注いだ分だけ成長で返してくれています。
大変なことも多いですが今しかない貴重な時間を楽しむ意識を持ってからは、困難をどうやって乗り切るか。というメンタルにシフトできたように思います。
またなにか気づきがあれば共有させてください。
それでは素敵な子育てライフを。