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自分にとって心が軽い状態って、どんな状態だろう?快適性の手がかりは自分の心の中にある。

みなさんこんにちは、涅槃ぶろぐのモロです。

普段の生活の中で、「なんとなく心が重いとき」ってありますよね。
でも、逆に言うと「心が軽いとき」というのもあるわけです。

今回は「自分にとって心が軽い状態」をイメージすることが、自分の快適性を生み出すきっかけになるというお話をしていきたいと思います。

なんとなく心が重いとき

そもそもの話ですが「なんとなく心が重い」というのは、自分がその原因を明確に把握できていないだけであって、常に「ちゃんとした理由」が存在すると思っています。

たとえば、「昨日仕事で失敗してしまった」とか「会いたくない人に会わないといけない予定がある」とかそんなやつです。

こういう具合に、目先の出来事が自分のメンタルに影響していると、その原因についても把握しやすいんですよね。
でも、私たちのメンタルは目先のことだけでなく、過去やもっと先の未来の出来事にまで影響を受けてしまいます。

「友だちに嫌われてしまった」
「大事なものを無くしてしまった」
「収入に不安があり、これから先が心配だ」

とかそんな感じのことです。
つまるところ、日常の不安要素を頭の中で感じ取って、それがメンタルに影響しているということが言えると思います。

要素は様々あるわけですが、そこに「なんとなく」は無く、いつだって明確な理由が存在するということがわかってもらえると思います。

自分にとって心が軽い状態とは

普段の生活の中では、心が軽い状態というのも存在しますよね。

たとえば、

「楽しみな予定が控えている」
「好きな人に会える」
「良い出来事があった」

などなど。
過去から未来に至るまで、自分にとってワクワクする出来事や自分の感覚がポジティブな影響を受ける出来事さえあれば、心は軽くなっていくわけです。

でも、日常の中では「心が重いとき」と「心が軽いとき」を行ったり来たりするわけです。

これって一体なぜなんでしょうか。
自分の心を常に軽い状態に保つことはできないのでしょうか。

自分の心にアンカーを打つ

まず大前提として、人は比較の中で生きているので、

悪い状態があるから、良い状態を感じることが出来る。
良い状態があるから、悪い状態を感じ取ってしまう。

ということは頭に置いておく必要があると思っています。

じゃあ、「常に良い状態に留まることなんてできないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、私は自分の感覚に「アンカー」を打つようにしています。

アンカー (Anchor) とは「錨(いかり)」「支え」を意味することばで、Webページやドキュメント内で特定の場所へ素早くジャンプできる、リンクの起点となる要素を指します。

つまりは、「自分の中に想定できる悪い状態」を比較対象として、心の中に抱えておくようなイメージです。

たとえば「現状がすごく辛いとして、もう逃げ出したい」と思ったときに、「あれ?待てよ…。もし仮に手足が無くなって、自分の意思で動けない状態よりは、今の方がマシじゃね?」とかを考えたりしています(笑)

一見すると、バカみたいな考えなんですが、「辛いときこそ一度バカみたいなことを考える」というのが気分転換になるんですよね。
そしてさらにいうと、「手足があって、自分の意思で動けるなら、今の状態もなんとかできるんじゃない?」という考えにシフトさせる癖をつけるんです。

希望に向かって進んでいる時、心は軽くなる。

結局のところ「心が重いとき」というのは、自分の心を重くさせている要素に心が縛り付けられている状態を指すのだと思います。

これは考えたくて考えているわけでもないと思うのですが、自分の心が重くなる出来事を意識してしまって、辛くなってしまうわけです。

では、意識的に自分の心が軽い状態をイメージし続けることで、自分の心を良い状態にキープさせられるのではないでしょうか。

たとえば

「仕事が辛い!」→「でも、手足があるし大したことじゃない」→「手足があって、自由に動けるんだから仕事なんて辞めちゃったらいいんじゃない?」→「真面目に探せば、今より自分の働きやすいところがみつかるかも…!」

というような形で、

・本当の意味で希望を感じられる
・自分にもできそう

という2つの要素がそろったときに、感覚や行動は変化していくと考えています。

この思考の転換ができるようになれば、常に自分のワクワクする方向をみることができるわけなので、心の状態をある程度コントロールできるんじゃないかな?なんてことを思うのです。

まとめ

私は普段から「自分の感情や感覚と向き合う」ということをやっています。
なぜなら、それをすることで本当に自分のやりたいことや、自分の在りたい姿が見えてくるので。

ポジティブな感情とネガティブな感情の両方としっかり向き合うことが出来れば、自分の心の形が見えてくるような感覚になります。

今は辛いのか
何が辛いのか
その辛さから逃れるために、なにをすればいいのか

これらが見えてくることは、ある意味で自分の「希望」になると思っています。

結局のところ「自分でもわからない」という状態が困りもので、それ以上にどうしようもなくなってしまうわけですが、自分の状態が見えるようになると、これからの行動を決める手がかりができるというお話でした。

この記事が誰かの参考になれば幸いです。
それでは素敵な人生を。

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