みなさんこんにちは。
今回は"自分らしい人生の見つけ方"をテーマにお話ししていこうと思います。
人として生きていく上で思い悩むことの一つとして「自分はなんのために生きているんだろう…?」ということを感じることがあると思います。
"人生の形は十人十色である"というということを前提として、私の過去の経験を踏まえて、自分らしい人生を見つけるためのヒントみたいなものが提供できればいいなと思っています。
"自分らしさ"とは

自分らしい人生を見つけるために、まずは"自分らしさ"というものを掘り下げていこうと思います。
人にはそれぞれ個性があって、確かな”自分”という感覚を持っているとは思いますが、"何を以て自分としているのか"というのはあまり考える機会が無いですよね。
なのでまずはその部分を明確にしていきたいと思います。
これは例えば、自分がどんなことに幸せを感じて、どんなことに不幸を感じるのかを自分で確認していくようなことです。
"自分"という感覚は自分の中にしか無くて、誰かの尺度で測ることが出来ません。
「お金があれば幸せ」
「結婚をして、子どもがいたら幸せ」
とかそんなものは個人の内面的感覚が判断することで、自分自身がそこに精神的な充実を感じなければ意味がないわけです。
そんなわけで、自分らしさを考える上で参考にしてもらいたいポイントがいくつかあるので、もしよかったら以下のテーマについて考えてみてください。
過去の経験を振り返って、良いものと悪いものを仕分ける。

自分の過去を振り返ってみて、楽しかったことと、辛かったこと(これは無理に思い出さなくてもいいです)を考えてみましょう。
これを考えることで、自分にとってなにが幸せで、何が不幸なのかを判断する材料になります。
例えば、家族と過ごした楽しかった日々が記憶に残っているのであれば、自分の理想とする家族の形を実現するための動きをとることで、人生を充実させられるかもしれませんよね。
逆に辛かったことは自分のこれからの人生において、なるべく避けるべき形なのかもしれません。
ただここも一概に言うことはできなくて、時には自分の弱みと対峙する必要があるときもあります。
自分にとってつらい経験が"自分の嫌な部分"を認識した瞬間なのであれば、それと向き合い改善していくことが人生を好転させていくための手段になるかもしれませんよね。
でも"嫌いな人から嫌なことをされた"などの経験であれば、それ(そういう人)はこれからの人生で避ける動きをとるべきだと思います。
自分の精神にとって本質的に"良いもの"と"悪いもの"を過去の経験から仕分けしていくことが大事だというお話でした。
自分の"今"と"これから"がどこへ向かっているのかを考える

次に自分の"今"と"これから"に目を向けてみましょう。
人が生きている限り、目の前には"今"が展開しているはずです。
毎日やりたくもない仕事をしてただ疲れて眠って、次の日も惰性で仕事に行くような毎日なのか。
それとも、なんとなくでも仕事やプライベートに充実感があって、自分の理想とする形に一歩ずつでも進んでいる毎日なのか、みたいなことです。
過去を振り返って自分にとっての幸せの形が見えたとして「これから幸せな家庭を築きたい!」と思っても、毎日をただ仕事に費やして時間だけが経過していくような毎日の中ではきっといい未来は訪れなさそうですよね。
そうなったときに、自分の理想と現状に対してギャップを感じるようになると思います。
「自分はこれから先○○になりたいと思っているのに、今は××をしてしまっている。」とかそんなやつです。
幸せな家庭を築きたいのであれば、自分の理想とする人と出会うために行動した方が確立は上がるだろうし、家と仕事の往復だけではそもそも出会いなんてないわけです。
家族との幸せな時間を求めるのであれば、同じ感覚のパートナーを探す必要がありますし、自分の理想に対してやるべきことが見えてくると思います。
もちろん上記はただの一例なので、全員がこの形を目指す必要は無いし、今を変える必要があるとも思いません。
今がとても充実していて、これから先を考えたときに心から「これでいい」と思える感覚があれば、なにもすることは無いと思っています。
でも「今のままでは理想にはたどり着けない気がする…」と思うなら、なにか行動することをおススメします。
好きなことを探すでもいいし、好きなことにただ没頭するでもいいし、とにかく"自分"という存在が心から充実を感じるなにかを探してみてください。
それはきっと自分自身を理想的な未来に導いてくれると思います。
自分らしい人生のつくりかた

私自身普段からよく感じることが「このままではきっとダメだろう」ということです。
現状に対して幸せを感じることもできているし、息子や妻さえいなければいつ死んでしまってもいいような感覚でもあるんですが、まだまだやりたいこともあります。
息子や妻にも自分が感じているように幸せを感じながら生きていてほしいと思うし、できることなら自分の友だちや、それ以外の人たちにも幸せを感じながら生きてもらいたいと思っています。(「お前誰やねん」と思われそうですが。)
幸せと言う感覚に向き合えば向き合うほど、自分の内的感覚によってコントロールできるものだということがわかってきました。
もちろん自分が生活する環境などの外的要因も関わっては来るんですが、大切なのは"自分がどう感じるか"だと思うわけです。
基本的に他人は変えることが出来ないけど、自分の感覚や感性というのは変えていくことが出来ます。
それはたとえば、誰かにチョコレートをもらえるとして自分は1つだったけど、周りの人が2つもらっていた時に、自分は幸せを感じられるか。みたいな話です。
もともと手元になかったチョコレートを誰かからもらえた時点で得をしているはずのに、無意識に他の人と自分を比べてしまってなんとなく損をした気分になってしまうんですよね。
これは人としては普通の感覚だと思いますが、これが"状況"ではなくて、"自分の感覚"によって損をしているということに気が付けば、人生はどんどん豊かになっていくはずです。
まとめ
周りと自分を切り離す。
自分が目の前のことに何を感じるか。
自分という感覚を大切にすればするほど、自分の人生は自分らしく展開していくと思います。
私自身、日常のいろんな場面で「自分に甘いなあ」とか「このままではいかんなあ」ということをよく感じます。
でもそれもある意味では自分らしさで、それを認識してこれからどうしていくかが大事だと思うんです。
人生は基本的に思い通りにはいきません。
だからこそ、自分という存在だけは自分でコントロールしていける強さみたいなものが必要だと思いました。
この記事が誰かの人生の参考になれば幸いです。
それでは素敵な人生を。