みなさんこんにちは。
今回は幸せという感覚について書いていきたいと思います。
過去に何度か幸せをテーマに書いてはいるんですが、時間の経過とともに感覚は変わるものですし、現在の私の幸せ観を記録しておきたいと思います。
いま現在、何となく人生に満足していないとか不幸だと感じている人の参考になれば嬉しいです。
人はどうすれば幸せになれる?

これは人類の永遠のテーマだと思っています。
人種性別関係なく、全ての人が「幸せになりたい」と思いながら生きていることだと思います。
でも「自分がどうすれば幸せになれるのか」を知らない人は意外と多いです。
それは例えば、仕事をしてお金を稼いでいるけどお金があったら幸せになれるの?みたいなことを、自分の中にしっかりとした答えとして用意できているかどうか。みたいな話に近いかもしれません。
普段生きていて感じるのは、「なんとなく」お金を求めている人が多いということです。
お金があればいろんなことができるので理解はできるんですが、果たしてその先に「自分の幸せは待っているのか」というところを考えた方が良いと思っています。
幸せはお金で買えるか。

私はお金では本質的な幸せにたどり着くのは難しいと思っています。
(もちろんここにはいろんな意見があると思うので、一人の意見として聞いてください。)
お金があればいろいろなことが出来ます。
生きたいところに行けるし、やりたくもない仕事から解放されるかもしれません。
食欲や性欲などあらゆる欲求を満たすことも可能だと思います。
また人から羨ましがられたりすることもあると思います。
でもそれによって、人生が満たされるかどうかはまた別の話だと思っています。
例え話ですが、お金があれば自分の最愛の人から本当の意味で愛してもらうことができるでしょうか。
お金があれば、自分の人間性を評価して付き合ってくれる、自分が本当にピンチの時に助けてくれる友だちに出会えるでしょうか。
もし人生を通して、誰かと愛し合いたいとか一生付き合っていきたいと思える友人と出会いたいと感じるなら、お金ではそれらを手にすることができないかもしれません。
根拠は私の感覚です。
私はただお金があるだけの人に興味がありません。
私が興味を持っていないということは、「私以外にもそういう人がいる可能性について考えた方がいい」というようなことになると思います。
幸せを感じるとき

もし本当の意味で幸せになりたいと思うのであれば、自分にとっての幸せについて考える必要があります。
おいしいものを食べることが幸せなのか。
おいしいものを食べた後さらなるおいしいものを食べ続けて、世界のおいしいものを食べ尽くしたとき、自分は心からの幸せを感じてそのまま生きていられるのか。
幸せというのは曖昧なものです。
目に見えないし、幸せという感覚もきっと人それぞれ違います。
私の場合、心の底から満ちてくるような充足感で体がウズウズするような感覚になります。
時には涙が出そうになったり「生きていて良かった」と反射的に感じることもあります。
ある意味では生まれてきた意味を感じる瞬間でもあります。
「この感覚を味わうために生まれてきたんだ」と、自分の体を通して感じられる世界の美しさを、私は幸せと呼んでいるのかもしれません。
あくまで私の感覚ではありますが、私はこの感覚を求めて生きています。
私の中で、それは大金を手にしたときでもお金で何かを手にしたときでもありません。
家族や私の大切な友だちとの時間の中でそれを感じたのです。
その幸せの感覚に気付いたとき、私にとってお金は大したものでは無くなりました。
もちろん生きていくためにはお金が必要なので、最低限のお金は稼ぎます。
お金から得られる喜びも知っているので、稼ぎはするけど執着はしないという感じでしょうか。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな人生があって、いろんなことが起こります。
自分が不幸になると周りのせいにしたくなる時もあります。
でも幸せは自分の中にしかありません。
自分の中を静かに見守ることで見つかるものだと思っています。
周りの価値観に左右されず、ただ自分にとっての幸せと向き合うこと。
私は自分の子どもには必ずこのことを伝えたいと思っています。
これはきっと私だけじゃなく、全ての人が幸せに気付くために必要なことだと思うからです。
まとめ
私は比較的早い段階で、自分の内側に目を向けることができたのでラッキーだと思いました。
自分の奥深くへ潜ることで、幸せの形は意外と簡単に見つかりました。
「お金を稼がないと幸せになれない」とかそんなことは一切なくて、社会かなにかにそういう価値観にされているだけなのだと気が付きました。
お金は生きるために必要だけど、それが全てではない。
本当の意味で自分にとっての幸せの形が見えれば、お金とか面倒な問題からも抜け出せるかもしれません。
もしよかったら自分にとっての幸せが何か、自分と向き合う時間を取ってみてください。
それでは素敵な人生を。