みなさん、こんにちは。
皆さんは今欲しいものがありますか?
つい先日息子が「なんでも屋さんでーす。何が欲しいですか~?」と聞いてきて、「あれ、俺ってなにが欲しいんだろう。」と考え込んでしまったことがこの記事を書くきっかけになりました(笑)
今回は大人になってから…というか、子どもができてから感じた物欲の変化について書いていきたいと思います。
物欲がなくなってきた

これはつい先日の話です。
夜ごはんもお風呂も終わって、息子たちと遊んでいる時のことでした。
息子がおままごとのセットを机に広げて「なんでも屋さんでーす。何が欲しいですか~?」と聞いてきました。
そこで私は「今欲しいものかあ~…」と考えてみたんですが、これがなかなか出てこないんです。
おままごとなので適当に答えればいいんでしょうけど「せっかくなんでも屋さんが目の前にいることだしなあ~」と思って、息子の前で「うーん…」と言って固まってしまったんですよね。
私「なんでもあるの?」
息子「なんでもありまーす。」
私「なんでもかあ~…」
例えば「マツダのロードスターを手に入れたとしても使う場面が無いしなあ」とか。
「新しい服を手に入れても、結局休みの日に行くところなんて公園だしなあ」とか。
そもそも時間がないので「なにかモノを手に入れたところで意味ないなあ」とか思っちゃうようです。
最終的になんでも屋さんには「時間が欲しいでーす。時間を売ってくださーい。」と言っていました。
息子「時間はないんです~」
やっぱり時間はないんかあ。悲しい。
子ども中心の生活

自分の生活を改めて振り返ってみると「子ども中心の生活だなあ」と感じます。
私自身、これはネガティブなことではなくて、ポジティブなことだと思っていて「よくやっている」と自己評価しています。
子どもができるまでは自分中心の生活をしていて「誰かのために生きる」ということが想像できませんでした。
時間もお金も家族のために消えていく。
子どもができるまでは想像もできなかったことですが、実際やってみるとこれが結構悪くないんですよね。
それまでは自分だけのものだったので、お金とかも何も考えず使っていましたけど「こんな場面で使うより、みんなでケーキを食べた方がいいよなあ」とか思ったりして、同じ1000円でも、そこからどれだけの幸せを作り出せるか、みたいな考え方に変わったように思います。
お金や時間の使い方、考え方も子どもができる以前とはだいぶ変わったように思います。
そういう意味では子ども中心の生活を送っているからこそ、自分が成長できたのかな?とか。
自分以外の人の幸せから幸せを感じられるようになったというか、子どもができてからそんな精神性に変わってきたのかな?とか思っています。
子育てに当事者意識を持つこと

イクメンとかいう言葉を聞くことがありますが、私からすると「なんだその言葉は」という感覚です。
なぜ男が子育てに関わらないことが前提なんだろう、とか思っちゃうわけです。
子育ては女性の仕事と考えられてきたのが今までの日本だったのかもしれませんが、子育てをしないパパがいるんだとしたら本当に勿体ない。
こんなに幸せを感じられて、自分自身も成長出来て、生きている意味を実感できることが他にあっただろうか。
というのが私の子育ての感想です。
でもこれは子育てに真剣に向き合うというか、子育てに当事者意識を持って初めて感じられることでもあると思っています。
子育ては適当にやることもできるけど、適当にやればやるほどしんどいものになっていくんじゃないかな?とか。
お金も時間も精神力も体力も使うわけで「せっかく投資するなら、そこからいろんなものを得ないと損するぞ!」みたいな感覚なのかもしれません。
なにはともあれ、真剣にやればやるほど子育ては楽しくなっていくし、そこから得られるものも大きいよなあ。みたいなお話でした。
まとめ
一昔前は、男は仕事、女は家事と育児みたいなのが普通だったのかもしれません。
でも今の世の中を見たときに、男が働きに出ただけで不自由ない生活ができるわけではないですよね。
女性も働きに出ないといけない現状があったりするわけで、一昔前とは状況も変わってきているわけです。
そんな中で大切なのは「自分たちの家族の形を作っていける考え方」なのかな?と思うわけです。
我が家の場合は、
●お金は最低限で、とにかく時間を確保する
●仕事と子育てを無理なく行える土台作り
●土台の上で、追加的にお金を稼ぐ
という考え方がベースになっています。
大変なこともありますけど、毎日幸せに生活できている実感もあっていい感じです。
もし「毎日がなんとなくうまくいかない」という方がいらっしゃったら、相談くらいは乗れると思うのでお気軽にご連絡ください。
それではまた。