みなさんこんにちは。
今回は加齢について書いていきたいと思います。
みなさんは歳をとるのが楽しみですか?それとも嫌ですか?
私は子どもの頃「早く大人になりたい!」と思っていました。
でもいつからか、その気持ちはなくなってしまって…
でも今は、歳をとるのが楽しみだとも感じています。
今回は私のマインドどいうか「加齢とどう向き合っていくといいのか」について、お話してみようと思います。
歳をとることにワクワクできなくなった

先ほども軽く述べましたが、私は子どもの頃「早く大人になりたい!」と思っていました。
大人になれば、お金もあるしできることも増えて、人生がとにかく楽しくなりそうだ!という感覚があったんだと思います。
(門限が無くなるとか、お菓子を好きなように食べられるとかそんなことですけどね(笑))
でも、高校生くらいから…?かは明確に覚えていませんが、どこかのタイミングで「あー、このままがいいなあ。」とかを思うようになりました。
きっと大人に近づくにつれて、これから自分が手にするものは「自由」だけじゃなく、「”責任”みたいなものもあるんだろうな」というのを、うすうす感じていたのかもしれません。
これからは自分で働いて、自分でいろいろなことを「しないといけない」という感覚になっていたんだと思います。
「早く大人になりたい!」と思っていたはずが「子どものままでいたい…」と思うようになってきたんですね。
大学生になる頃には、「働きたくねえなあ…」と心の底から感じていました。
これからの人生が”仕事”で埋め尽くされていくように感じていたんだと思います。
「自由」には「責任」が付きまとう。
これは私が精神的に成長していく中で、たしかに感じていたことでした。
そもそもなぜワクワクしていたんだろう…?

大人になる過程でだんだんとワクワクする気持ちが無くなっていくわけですが、よくよく考えるとなぜ大人になることにワクワクしていたんでしょうか。
先ほども述べたように「自由が手に入る」ということにワクワクしていたことはわかっているんですが、なぜ私はいつからか「自由は手に入らない」と思うようになったんでしょうか。
私なりによく考えてみたんですが、人は成長の過程の中で「自然と成長できる時期」というものが決まっているように感じました。
例えば、赤ちゃんってなにもできないですよね。
何もできないから、自分の思うようにいかなくて泣いたりするわけです。
でも、3歳とか4歳になるとだんだんできることも増えてきます。
日々の中で、歩けるようになって、言葉を話せるようになって、運動能力も高くなっていく。
そこに特別な「努力」という感覚もなく、中学生くらいまでは「自然と成長できる時期」のように思うわけです。
でも中学生くらいからは、成長に努力が必要になってきます。
勉強をしないと、いい点が取れない。
練習をしないと、野球はうまくなれない。
とかそんなことですね。
自然と成長できる時期を超えてしまうと、「成長は自分の努力や頑張りに委ねられる」というように感じるんだと思います。
ここでまた、「思うようにいかない」という感覚がやってきて、「人生って勝手にうまくいくものじゃないのかも…」とかを感じ始めるのかな?と思いました。
でも、「なにかができるようになる感覚」や「うまくいくかも!」という感覚は、大人になってからでもワクワクしますよね。
ここから人は「可能性を感じたときにワクワクすることができる」ということがわかると思います。
自分で自分をワクワクさせられるかどうか。

大人になると、周りから何かを言われることが無くなります。
自分の人生は自分で決めないといけないし、自分の生活も自分で組み立てていかないといけなくなってきます。
すべては自分に委ねられている中で、自発的に「頑張ろう!」とはなかなか思いにくいんですよね。
短期的にみると「頑張り=苦しみ」みたいに考えている部分があって、「わざわざ自分で苦しみに行くなんて…」という感覚になるのかもしれません。
それなら「ネットフリックスとかをみて、目の前の時間を楽しくした方が良いよね!」とかを思うかもしれないんですが、こういう時間が続くと自分の「これから」にワクワクできなくなってしまうんじゃないかな?と思ったんです。
娯楽を消費しているときは、確かに楽しい時間ではあるんですが、自分の成長を感じる時間ではないですよね。
なので、「このままで大丈夫かな…」とか「気付いたら30歳だ。周りと比べて私は…」とかを思ってしまうんだと思います。
少し回り道をしましたが、人生(加齢)をワクワクさせるためのポイントは、自分自身を成長させることにあると思っています。
・理想の未来(こうなりたい!)を思い描くこと
・自分で自分を成長させること
たった2つです。
この2つだけ意識して、実行することができたら人生も歳をとっていくことにもワクワクできるようになると私は考えています。
私の経験にはなりますが、日々の中に目標をもって、そこに突き進んでいる実感があると、毎日がとにかく充実していきます。
逆に毎日に対して「こんなものでいいか」と感じている時は、自分の人生を見限ってしまっている気がして、気持ちも下がっていくんですよね。
まとめ
努力というと「しんどい」もののように感じますが、私にとってはこれからの人生に希望を感じられないことの方が「しんどい」と感じてしまうようです。
でも、昨日の自分より一歩だけでも、目標に近づいた実感があると「もうちょっとやってみよう」という感覚になっていきます。
自分の成長や、目の前に広がる毎日にワクワクできるようになると、不思議と「歳をとるのも悪くない」と思えるようになってくるんですよね。
「このままこれを続けたら、40歳になる頃どうなっているんだろう…?」とかを感じられるようになります。
「歳をとることが怖い」と感じる人は、自分の目の前に広がる”いま”から何かを変えることをおススメします。
“いま”が変われば、必然的に未来も変わっていきます。
まずは一歩。
小さくても今の立ち位置から、目標に向かって動いてみてください。
それでは素敵な人生を。