みなさんこんにちは。
今回は自分をコントロールするためのコツについてお話していきたいと思います。
やらないといけないことがあるのにサボってしまう!とか、すぐに集中が散ってしまって全然作業が捗らない!とか感じたことが今までに一度くらいはあると思います。
あくまでこれから話す内容は私自身の話なので「意識の構造は人によって違う」ということを前提に、参考くらいの気持ちで見ていただけると嬉しいです。
意識の層

みなさんは普段の生活の中で「意識の層」について考えたことがありますか?
私は人間の意識とか形のない概念的なものについて考えるのが好きなんですが、意識についてつい最近気づいたことがあります。
それは「意識の層は自分の意思で3重以上に重ねることができない」ということです。
何を言っているのか意味わからないですよね。
まずは説明をさせてください。
人には「意識」というものがありますよね。
私が「私である」という感覚のことです。
それは感情であったり、動作であったり「私」から発生するいろんなものに結びついてくるものですが、その意識が「層」で形成されているという考え方です。
例えば「あなたが好きです」と言うとします。
この動作は「表層意識」で自発的に行うことができる意識です。
次に「あなたが好きです」と言いながらも内心で「本当は嫌いだけど」と思うことができると思います。
これが「潜在意識」です。
表面化していない心のはたらきですね。
潜在意識は一般的に、無意識に発生する心のはたらきを言うみたいですが、とりあえずここでは意識的に行える「心の声」も含むことにします。
潜在意識とかは聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
心理学の本とか読んでると出てくると思います。
そして私が気付いたのがこの「心の声」を2重に重ねることができないという話です。
例えばですけど、「あなたが好きです」と口で言いつつ、内心で「本当は嫌いだけど」と思いつつ、そのさらに心の奥で「パプリカ」を歌うとかそんな感じです。
これらを同時発生させようとしたときにかなりの集中力が必要になると思います。
私が今回の記事でお伝えしたいのが、この意識の層を認識した上での集中力についてです。
意識の層と集中力

人によってはこの意識の層を意識的に4重5重と重ねられるすごい人がいるかもしれませんが、私は3層までできつくなります。
たとえば何かに集中したいと感じたときに、行動(表層意識)+心の声①(潜在意識)+心の声②(潜在意識)を操ることができれば、あらゆる対象にすごい集中力を注げるのではないか。という話です。
面倒なことや嫌いなことをしている時って、行動では掃除をしているけど、頭の中では「ゲームしたいなあ~」とか考えてますよね。
これが集中ができていない時です。言わずともわかりますよね。
でも意識に層があって、その深層部分を意識的にコントロールすることで集中力が身につくのであれば結構簡単な話に思えてきませんか?
嫌いなことに対して潜在意識をコントロールするのは難しいかもしれませんが、これは訓練によって身に着けることができると思っています。
「念じる」というトレーニング

私が普段からやっていることは目的、目標地点を念じながら動作を行うということです。
例えば掃除なら「綺麗にする」「どうすれば綺麗にできるか」みたいなことをずーっと頭の中で念じ続けます。
邪念が入ってきたら、心の声①と心の声②で同時に念じるように意識します。
私の場合、心の声①と②で念じることを意識したときに、それ以上の心の声を発生させる余裕がなくなるので、ただひたすらに念じていることを頭の中で考えることができるようになります。
これは言い換えると集中状態だと思います。
その他の要素は頭の中に無くて、行動(表層意識)+心の声①(潜在意識)+心の声②(潜在意識)が対象に結びつけられている状態なので他のことを考える余地がなくなるんですね。
最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、これは日常のあらゆる場面で応用が利くのでもしよかったらトレーニングを実践してみてください。
まとめ
集中力があれば自分の実現可能性の限界に結構近づけると思います。
なにかを実践できない、達成できないというのは集中力が関与してくる場面が多いです。
もちろん集中力の他にも必要な要素はありますが、集中力があれば他の要素を補う努力にもつながってきます。
一度身につけば、これからの人生で永続的に使えるスキルだと思っています。
もしよかったら意識の層を考えるところからスタートして、集中力を鍛えてみてください。
今回の話は瞑想にもかなり共通する部分があります。
ストレスや、心との向き合い方にも大きく影響を与えてくれると思うので、こちらの記事も併せて参考にしてもらえると嬉しいです。
また何か役立ちそうな気付きがあれば共有させてください。
それでは素敵な人生を。