みなさんこんにちは。
今回は子育てについての話です。
私の息子たちはもうすぐ4歳で、話せばいろいろなことがわかるようになってきました。
そして「やりたいこと」と「やりたくないこと」も明確に自分たちで区別できるようになってきていて、わがままを感じることもあります。
私は息子のわがままに対して結構悩んでしまうことがあって、「どこまで認めてあげるべきか…」と考えたことがこの記事を書こうと思ったきっかけです。
「お昼寝しない!」という息子たち。

ことの発端は、とあるお休みの日でした。
我が家では昼食の後にお昼寝の時間を設けています。
(私と息子たちがお昼寝をします。笑)
息子たちは最近「お昼寝しない!」と言ってくるわけなんですが、お昼寝をしないといろいろなところに弊害が出てくるんです。
まず夜まで体力が持たないので、変なタイミングで眠ってしまう。
(晩御飯前とか、晩御飯中とか。)
そして、眠らなかったとしても晩御飯くらいのタイミングであからさまに機嫌が悪くなります。
なぜかご飯が上手に食べれずボロボロとこぼしたり、イライラして兄弟げんかを始めたり…
親からしても「もういいって!」という感覚になりますし、昼寝さえすればうまくいくことは知っているので「寝てくれよ!」と思うわけです。
楽しくない休日

子どもの機嫌が悪いととにかく雰囲気が悪くなるんですよね。
私はいつも「お昼寝しない!」という息子たちに対して「それは別にいいけど、夜まで機嫌よく起きていられるの?それが約束できないなら寝た方がいいよ。」と言います。
すると大体「大丈夫やで!」とか言ってきます。
「そういうなら無理にお昼寝させることもあるまい。」とかを思ってお昼寝無しにするんですが、案の定夕飯時には息子たちはめちゃくちゃになっているわけです(笑)
親からすると「ほらね」という感覚なんですが、息子たちからすると「よくわからないけど、なんだかうまくいかない。」みたいな感じなんだと思います。
大人はいろいろやらないといけないこともあるし、せっかく作ったご飯を適当に食べてこぼされまくるのも嫌だし、防ぐことができた不機嫌に振り回されるしで、先日強めに叱りました。
「せっかくのお休みが楽しくないわ!」と。
「お休み」は誰のもの?

我が家では土日は子どもたちのやりたいことをベースに予定を立てます。
午前中に公園へ行ってお昼ご飯を食べてからお昼寝をして、午後からまた公園に行って、お風呂に入って夕食を食べたら就寝する。
大体がこんな感じです。
できるだけ家族みんなで一緒にすごして、家族みんなで楽しめるように工夫しています。
私はこのお休みを息子たちの「あたりまえ」にしてあげたいと思っているんですが、どうも最近はわがままが目立つようになってきました。
子どもたちが「自分たちのやりたいことをするだけのお休み」になってしまっているようで「それは違うぞ」と。
パパもママも平日は仕事を頑張って、土日を楽しみにしていて「みんな楽しい」のがお休みだという話をしました。
息子たちが楽しいのは大事だけど、それは「自分たちの好き勝手をすることではない。」というようなことです。
「やりたいこと」をするなら、「やるべきこと」をまずやらないといけない。
それができないならだれかと何かを楽しむことができなくなる。
まだ3歳の息子たちには難しい話だと思いますが、この感覚が土台にない人は大人でも結構多いと思っています。
それは例えば「義務」と「権利」のような話で、自分の都合だけをみて権利を主張する人に育ってほしくないな、とか。
自分に権利があるということは周りの人にも権利があるわけで、道徳とか倫理観のような曖昧で複雑なものを教えていくのは難しいなと感じました。
まとめ
改めて考えると、お昼寝をせず機嫌が悪くなっただけで「義務」と「権利」の話をされる息子たちはかわいそうな気がしてきました(笑)
ただこの感覚はほんとうに大事なもので、自分の発言や行動に責任を持てない人になってほしくないという気持ちの方が強いんですよね。
そして毎週のお休みを、みんなもやッとした感じで終えていくのが何より嫌で…
「たかが昼寝、されど昼寝。」な出来事でした。
また子育てで感じることがあれば共有したいと思います。
それでは素敵な子育てを。