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子どもの「なぜ?」にどう応える?なぜなぜ期の子育てを考える。

みなさんこんにちは。

私ごとですがしばらく前に息子くんたちが3歳になりました。
3歳になってからの変化として、いろんなことに挑戦するようになったということと日常的に「なぜ?」が増えたということがあります。

もうほんとに一日一緒に過ごしていると「なぜ」の乱れ打ちです。
ただ私としてはすごく嬉しい気持ちがあります。

純粋な知的好奇心というか、自分が生きている世界に対してただ受け入れるのではなくて、理解しようとしていることに人としてとてつもなく大きな成長を感じました。

息子くんたちにとっても私にとってもきっと大事な時期になるであろう、3歳のなぜなぜ期。
親としてどう応えるのがいいんだろうか、という部分について考えてみたので共有していきたいと思います。

好奇心とイタズラ心

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Photo by Tuấn Kiệt Jr. on Pexels.com

日頃本当にたくさんのなぜ?を投げてくる息子くんたち。

その中には純粋な好奇心とイタズラ心があるということがわかりました。
素朴に気になったから聞いてくる場合と、「なぜ?」を繰り返した時、この親はどう返してくるのか試している時です。

親としてはすべてにまっすぐ答えてあげたいと思うのですが、現実的なところでいうと結構難しいなと感じるわけです。
中には「いや、それは知ってるやん」みたいなことも聞いてきたりするのでどこまでを真面目に答えて、どこから手を抜く?のか判断する必要が出てきます。

ひとまず純粋な好奇心とイタズラ心からくる質問への私なりの対処についてお伝えしていきたいと思います。

純粋な好奇心への対処

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Photo by Brett Sayles on Pexels.com

基本的に純粋な興味からくる質問にはまっすぐ、自分の持てる知識と表現をフル動員して伝えるように心がけています。

もちろん忙しかったりすると手を抜くこともありますがなるべくしっかりと応えてあげるという姿勢ですね。
大人になるとあらゆることを「そういうものだ」と受け入れがちですが、子どもからすると全てが新しくてここでの返答が子どもの知識における土台になるのかな?と思いました。

例えば「なぜ?」に対して、自分でも納得できないような返答をしたり「そういうものだ」で返してしまうと、子どもの内側から湧いてくる好奇心の芽を積んでしまうんじゃないかな?と思うんです。
わからないことがあったときにしっかり向き合って応えてくれる人がいれば、自分の「なぜ?」に自信が持てるようになるのかな?という感じですね。

例えば仕事でわからないことがあれば、それがわかりそうな人に聞きますよね。先輩とか上司とか。
そんなときに「そんなん考えたらわかるやろ」とか言われたら、「え、これは聞いたらあかんことなん?」ってなりますよね。
簡単にいうとそんな感じです。

これはわからないことをわからないままで残す思考に繋がったり、相手の顔色を伺って自分の「なぜ?」を取捨選択しなければならなくなるという状況の土台をつくってしまうと私は考えます。

こういう状況は大人になってからでも結構きついものがありますよね。
なので純粋な好奇心についてはなるべくしっかりと応えてあげるようにしています。

イタズラ心への対処

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Photo by Edward Eyer on Pexels.com

ただ前段でも述べたように子どもの質問の中には親を困らせようとしているものもあります。
そんな質問に対して真面目に応えていたら問答で1日が終わりますよね。
なのでイタズラ心からくる質問に対してもしっかり対策は用意しておくべきだと思いました。

私はイタズラ心からくる「なぜ?」に対しては質問で返すようにしています。
例えば「〇〇くんはなんでやと思う?」とかそんな感じです。

大体においては自分でわかっていることを質問してきたりするので、質問で返すと知っていることなら「〇〇だからかなあ?」とかで返してくれます。
それでいい返答ができれば褒めてあげるようにしています。

「え、知ってるん?すごいやん。そしたら〇〇はなんでなん?」とかそんな感じです。

やっぱり褒められるのは気持ちがいいようで、双子の息子くんたちは競い合うように自分の持つ知識を披露してくれます。
これがあれば親は質問責めから抜け出せる上、子どもも自分の知識を褒めてもらった満足感が生まれるのでWin-Winだと思っています。もし良ければ試してみてください。

親も知らない「なぜ?」

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Photo by Gihan Bandara on Pexels.com

子どもの質問の中には私が持つ知識では間に合わない場合があったりします。
例えば「虫はなんで人じゃないの?」とかそんな感じです。

大体こういう時は素直に「わからない」と言ってしまいます。
ただそれで終わらせるのではなくて「パパもわからんねん、もし〇〇くんが勉強してわかったらパパに教えてくれる?」と言ってます
これで大体は「わかった!教えてあげるね!」と言ってくれます。

あるいは手短に調べられる場合には「なんでやと思う?」と一回子ども自身に考えてもらいます。
私も私なりに「〇〇だからこう思う」というように推測してみせます。

今の時代本当になんでもスマホで調べられてしまうので、疑問に対して一回自分の頭で考えてから調べるという流れを身につけてもらえたらなあと考えています。

脳も体と同じで使わなければどんどん鈍っていきます。
考えることをやめて答えを全てGoogle先生に委ねてしまえば楽ですが、その人の持つ個性や創造性も失われていくんじゃないかな…?と危惧しています。

過去に頭をどう使うかについて書いたのでもしよかったらみてみてください。

https://nehan.blog/%e9%a0%ad%e3%81%ae%e5%9b%9e%e8%bb%a2%e3%82%92%e6%97%a9%e3%81%8f%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%99%e3%82%8c%e3%81%b0%e3%81%84%e3%81%84%ef%bc%9f%e8%84%b3%e3%81%ae%e5%87%a6/

きっと子育てやこれからの実生活の参考程度にはなると思います。

まとめ

3歳になってからなぜなぜの毎日ですが、私としてはなぜ?に自分自身で向き合うことの楽しさを知ってもらえたらなあとか思っています。

私自身30年程度しか生きていませんが、人生は明確な答えのないことばかりです。
自分の人生に迷った時、きっと最後に答えを確信させられるのはほかでもない自分自身だと思います。

ある意味で哲学の扉を開けかけている息子たちと一緒に知的活動を楽しめたらと思います。

それでは素敵な子育てライフを。

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