みなさんこんにちは。
今回はタイトルにもあるように、芸能界を目指すためにはどうすればいいのか。みたいな話をしてみようと思います。
モデルや俳優。
芸能界に興味がある人はとてもたくさんいると思います。
しかしながら「どうやって芸能界に入るかわからない」という人がほとんどだと思います。
私は20代の頃、モデルとか俳優とかで芸能活動をしていました。
全くなんのツテもなく活動を開始しましたけど、フリーランスの割にはお仕事をいただけてたんじゃないかな?と思います。
一応過去の出演作品をチラッと載せときます。
映画の方はちょい役でしたけど、SUMIREさん(浅野忠信さんのご息女)の兄役で出演していました。
エキストラじゃなくちゃんとした「役」がもらえた貴重な経験になりました。
今回は芸能界を目指す方に私の経験を少しでも役立ててもらえたらいいなと思います。
芸能界に入るにはどうしたらいい?

「芸能界に入る」という表現を使っていますが、芸能の関係の仕事をするという意味合いで進めていきます。
やるべきことでいうと適切な自己PRだと思います。
今はSNSも盛んで誰でも手軽に発信ができるようになりました。
SNSも自己PRに違いないですが、芸能界に入るためには自己PRにも適切さが必要だと思っています。
ただ闇雲にSNSで自己PRしていても、届けたい場所にPRが届かなくては意味がありません。
それでは届けたい場所にPRを届けるにはどうしたらいいんでしょうか?
適切な自己PR

まずは自分が何をしたいのかを明確にする必要があります。
モデルなのか俳優なのかお笑い芸人なのか。
単に芸能界に入りたいではなくて芸能界で何をしたいのかをはっきりさせるところから始まると思います。
今回は私の経験を例にとって俳優で進めていきます。
例えば俳優になりたいと思ったときに、芸能関係の人に演技を見てもらう必要がありますよね。
「俳優になりたい!」と言っても、自分にどんな演技ができるのかを発信できていなければあまり意味がありません。
なので自作でもなんでもいいのでとりあえず自分の演技を動画にとって発信してみてください。
たとえば、ドラマや映画の再現でもいいと思います。
「○○の演技やってみた」みたいなものでもいいと思います。
とにかく自分の演技はこれだけ魅力的なんだよというサンプルを発信して、それを芸能関係者に届けていきます。
でも芸能関係者に届けるって難しいですよね。
ここから2つのアプローチをご紹介していきます。
アプローチ①:SNSでの発信

先ほどもチラッと触れましたがSNSはかなり強力です。
私も過去にSNSからたくさんお仕事をいただきました。
中には超怪しいものもあるので慎重に進める必要がありますが、いい話もやってきます。
とにかく「自分にできること」を記録して発信します。
ここでポイントになるのはただ発信するだけじゃダメで、「自分が楽しむ」をベースに考えてください。
「これはおもしろい!」とか「これは良い演技ができた!」とかを発信していきます。
感覚的な話ですが、なんとなくヤラサレ感があるコンテンツは人の心には届かないと思っています。
なんとなく恥ずかしそうにしているとかもそうなんですが、そのコンテンツから伝わるのは「なんとなく恥ずかしそうに演技をする子だな」という印象なんですね。
クオリティは回数を重ねるとどんどん良くなっていくとして、まずは自分が楽しむこと。
そして「これはいいものができた!」という実感とともにコンテンツを発信してみてください。
私は「俳優になりたい」と思っていたものの、インスタグラムなどで写真ばっかり投稿していたのでやってくるのはモデルの仕事ばかりでした。
「いや、俳優やりたかったら動画投稿せなあかんやん」と気が付いたのは結構後半になってからでした。
少しずつ動画の仕事がもらえるようになって、それをSNSで投稿し始めて、やっと動画の仕事がもらえるようになる。とかそんな流れを経て気が付いたんですね。
(気付くのが遅すぎました)
芸能界サイドを考えてみると、一昔前は街中スカウトが主流だったと思います。
でも今はSNSを漁っていれば魅力的な人が見つかります。
芸能関係者からしてもSNSはスターの宝庫なので、SNSで魅力的な人や影響力のある人がいれば芸能界に引っ張りたいですよね。
まずはSNSで自分にできることを楽しみながら発信する。
そして、どんどんコンテンツや演技(スキル)のクオリティを上げていく。
この動きが大事になるというお話でした。
アプローチ②:オーディションに参加する

もうこれは主流中の主流ですよね。
今のSNSが盛んになった今でもオーディションには参加する意味があります。
SNSが「待ちの姿勢」だとすると、オーディションは「攻めの姿勢」です。
興味のあるオーディションにはどんどん参加してください。
最近はライブ配信を使ったオーディションとかも結構多いです。
それに伴って詐欺っぽいものも多いです。
詐欺かどうかの見極め方ですが、「オーディションの歴史」や「オーディション後の流れ」で判断するようにしてみてください。
オーディションの歴史でいうと、過去の受賞者が今どんな活動をしているのかとかそんなことです。
特にその後の活動サポートもなく「形だけの賞を付与して終わり」というオーディションも少なくありません。
(その後レッスンに引っ張ってお金をとったりとかもあります)
オーディションは主催側からすると、投資になるわけです。
賞金を出しているものもあれば、作品に出演するための権利が与えられるものもありますが、そのどれもこれもにお金や時間がかかります。
逆にオーディション後の動きで、オーディションに参加した人からお金を回収しようという動きが見えたら、ほぼ赤信号だと思っています(個人的に)
例えば、どうでもいい作品のためにたくさんの人が関わって、たくさんのお金を投資するとは考えにくいですよね。
きっと「良いものを作りたい」という想いがあるオーディションは「オーディションのその後」も充実しています。
メインで動いている人(監督とか)には熱意があったり、オーディションのその後までしっかり動いている場合が多いです。
「形だけの賞を付与して終わり」パターンの話をすると、「とりあえずレッスン生として合格!」みたいなものがあります。
大手事務所でも結構やっている手法ですが、「大手事務所のレッスン生」という言葉に希望を持たせてお金を取る方法ですね。
私も過去に何度もこの手法を目にしました。
全てが悪いものだとは言いませんが、そこに入ることであなたが安心してしまうようであればおススメはできないです。
「大手事務所でレッスンをすれば、芸能界で成功できる」なんてことはありません。
結局は自己PRが弱いとその中で埋もれてしまいますし、自分の努力に委ねられる部分が大きいです。
逆に自己PRの力があれば、相手から声がかかるようになります。
演技やスキル的なものはyoutubeでも教材がたくさん転がっていますし、そういうもので学ぶ方が何倍もお勧めできます。
結局のところ「自分で努力できるか」「自己PRがうまいか」が明暗を分けるといっても過言ではありません。
私がやっていた方法としては、自分でスキルを磨いてオーディションに参加する。という方法です。
これができるだけでそれなりにチャンスはつかめると思います。
もちろんこれですべてがうまくいくわけではないですが、ただオーディションに参加するだけじゃなくてオーディションを利用するくらいの気持ちで臨むのがベストなのかなと。
まとめ
今の時代SNSが普及してセルフプロデュースを簡単に行えるようになりました。
私が活動していた時期でもオーディションシートにSNSのフォロワー数を書く欄があったり、
業界的にも個人の発信力が求められるようになってきたんだと思います。
まずは自分の魅力を自分で発見すること。
そしてその魅力を自分が楽しみながら発信すること。
オーディションはうまく利用すること(くれぐれも利用されないように)
大きくはこの3つが重要になると思います。
あとは自分の努力次第。
これらがうまくかみ合ったときに着々とお仕事がもらえるようになると思います。
私の経験がだれかの役に立つと嬉しいです。
過去に「理想的な未来を手にするためにはどうしたらいいか」みたいな記事も書いているのでそれらも役に立つかもしれません。
もしよかったら見てみてください。
それではまた。