みなさんこんにちは。
今回は転職に関する記事を書いてみようと思います。
私事ですが最近転職をしました。
今回はそんな転職活動の中で感じたことをお話できたらと思います。
転職を決意したきっかけ

私は以前障がい者福祉で働いていました。
やりがいのある仕事ではあったんですが、日々変化する社長の意見に現場が振り回されるようになったり、そんな状況が利用者さんのメンタルに支障をきたすようなことが常で「こんな状況では利用者さんのための支援ができないな」と感じるようになり転職を決意しました。
要は仕事は楽しかったけど、組織の上層部とのやりとりや行動にストレスが溜まりすぎて仕事どころではなくなったという感じです。
現場と上層部の意見がうまく噛み合わないというのは中小企業ではよくあることみたいですね。
まあそんな世間的な話は置いておいて、家庭で会社の愚痴がとめどなく出てくるようになったときに「これはダメだ」と感じたんです。
子どもの前で仕事の愚痴をこぼす自分が情けなくなったんですね。
転職活動を始める目安としては、「仕事のストレスがプライベートの充実を阻害し続けるようになった時」という感じでしょうか。
個人的には2ヶ月も続くとアウトだと思っています。
収入とストレスの釣り合いが感じられなくなったら転職を考えてもいいと思います。
どのような流れで転職活動を行ったか

転職の流れを考えたときに、
- 転職先を決めてから退職の意思表示
- 転職先が決まる前に退職の意思表示
というような2パターンあると思います。
ちなみに私はパターン②でした。
ある日上司から呼び出され「新しい仕事を任せたい」と言われたのですが、その返事として「すみません、もう辞めます」と言っていました。
ほぼ反射的に言っていたので「あれ、俺辞めるん?」みたいな心境になったのを覚えています。
その後引き継ぎや転職活動のことを考えて、まる2ヶ月先くらいの日程を伝えて退職の意思表示をしたという感じです。
子を持つ父親としてどうなのか、というところは後々思ったんですが、仕事の苦しみを家庭でまき散らさないとやっていけない時点でいい子育てなんか出来やしません。
帰って妻に退職の意思表示をしたと話したところ「ヤバいね」と言っていました。確かにヤバイです。
それからは転職サイトなんかを使いながら気になる企業にひたすら応募しました。
転職活動をする上で、転職の軸を決めておくとブレずに転職先を決めることができると思います。
私の場合は「家族との時間」が最優先で、次に「おもしろそうかどうか」という2点を軸にして活動をしていました。
家族のために働くのに時間が取れないなんて考えられませんし、今のキャリアでは時間とお金の両方を得ることはできないと考えていたので、せめて「楽しくやれそうな仕事」を選ぼうと思いました。
初任給については前職と変わりませんが、仕事としてはおもしろそうな仕事に就くことができました。
転職活動の期間としては1ヶ月半といったところでしょうか。
結構時間がかかったなという印象ですがひとまずは転職先が決まったので一安心です。
転職をしてどう変わったか

まず、家族の時間が増えました。これは本当に大きい。
そして仕事に対するストレスもだいぶ軽減されたように思います。
転職して間もない頃は何もわからない状態で、精神的にキツくもあったんですが慣れてきたらうまくこなせるようになってくるようです。
慣れってすごいですよね。
さらに言うと結果的に給料も増えました。
結果的に言うと大成功の転職だったと思います。
前の職場にいた頃は「辞めて次が見つかるんだろうか…」というような不安もありましたが、これも実際に動いてみないとわからないわけで、行動してよかったと心から思います。
結局その場にいて動かなければ自分で自分の価値を決めてしまっているのと同じで、改善というのは訪れないんですよね。
心の中では今の状況がおかしいことに気付いているはずなのに「自分にはこの環境がお似合いだ」と決めつけてしまっているようなものだと思います。
「自分が動かないと環境は変化しない。」
今回の転職活動でそんなことを感じました。
まとめ
生きるために仕事は必要ですが、仕事のためにプライベートの大部分を犠牲にしてしまうようでは「あれ、なんのために生きてるんやっけ?」という感覚が湧いてくると思います。
少なくとも私はそんなことを感じていました。
仕事のストレスから鬱になるなんて話も聞きますし、鬱になってしまっては転職活動なんてできませんよね。
なので長期単位で「ほんまにきついわ」と思うようになったらすぐに動くことをお勧めします。
世の中に仕事はたくさんありますし、まだ目にしていないだけで自分に合う環境というのもたくさんあると思います。
極端な話、起業や独立なんかも人生の選択肢としては大いにありだと思います。
ストレスに耐え続ける人生にするか、自分で道を切り拓くかすべては自分次第だと思いました。
それでは今回はこの辺で。