みなさんこんにちは。
今回はいま人生に不幸を感じている人へ手紙、、というかメッセージを送ってみようと思います。
生きてると「なんでこんなについてないんだろう」とか思うことがあります。
人はどうして不幸を感じるんでしょうか。
不幸を感じる

まずは不幸を感じるという部分について考えてみたいと思います。
なぜ今不幸なのかということを考えた時に「私が今不幸だと感じているから」というのが答えとしてあると思います。
まずここでわかるのが不幸というものは「私が」感じている主観的なものだと言うことです。
例えばお昼ご飯が焼肉定食の人とおにぎり一個の人がいたとします。
この場合、不幸な人は誰でしょうか。
状況を客観的に見た時になんとなく不幸っぽいのはおにぎり一個の人ですよね。
でも先程も言ったように不幸というのは主観的な感情であって他人が決めれることではないと思っています。
つまりはそのお昼ご飯を目の前にしているその人が不幸を感じているかどうかが大事なんですね。
お昼ご飯がおにぎり一個の人は所持金が1ヶ月間ゼロで、何も食べられず、死にそうになっていた時、唐突におにぎりを与えられたのかもしれません。
焼肉定食の人の場合、目の前にしているその焼肉定食は、その人が大切に育ててきた家族同然の牛が殺されて、嫌がらせのために出された焼肉定食かもしれません。
この例から、その時の状況だけで幸か不幸かを客観的に判断することはできないということがわかると思います。
幸か不幸かは当事者がどう感じているかが大切なわけです。
では次に不幸を感じるメカニズムについて考えてみたいと思います。
不幸を感じるメカニズム

貧乏でお金が無く、1ヶ月間なにも食べることができていない人を想像してみます。
その人の目の前に無償でおにぎりを差し出されたとき、その瞬間においての「その人の幸と不幸」について考えてみましょう。
表現として「不幸中の幸い」というものがありますよね。
1ヶ月間何も食べることができないというのは不幸かもしれません。
そんな中唐突にやってきたおにぎりは不幸中の幸いだと思います。
ではそれから毎日その人は具無しのおにぎりを毎日与えられるとします。
これから食べるものに困らないわけですから、きっと嬉しいですよね。
ただそれを受け入れたとき、これから先は具無しのおにぎりしか食べることを許されないとしたらどうでしょうか。
幸か不幸かわからなくなりますよね。
おにぎりを無償で与え続けてくれるという部分だけ切り取ったとき、今までの境遇を思えば幸せだと感じられるはずです。
ただ、これからずーっと具なしのおにぎりしか食べてはいけない状況になってしまったらあんまり幸せな出来事だとは思えなくなる。
ここでわかることは幸せという概念が自分の中の普通という感覚に伴って変化していくということです。
状況が変われば幸せも変化するということですね。
これは不幸も同じことで、自分自身が今不幸だと感じている現象は自分の普通という感覚に伴って変化していくというわけです。
幸も不幸も相対的なもので、絶対的なものではないという考え方ですね(あくまで私の価値観です)
目の前の現象を不幸と見るか幸とみるかは自分次第。
…となると自分の認識によっては不幸を幸せに変換することができそうです。
不幸という認識からの脱却

不幸かどうかは自分次第。
ということを頭に置いて、今の自分の状況を見てみましょう。
「私が今不幸だと感じているから不幸」というのは、私がその状況に「不幸」という感情をくっつけているだけという言い換えができます。
この世のあらゆるものは、視点と立ち位置によって意味合いが大きく変わります。
今は不幸だと思っている出来事でも、この先もっと不幸な状況が待ち構えていて、今の状況を振り返って「あの頃は幸せだった…」とか思うかもしれないわけです。
となると、現状に対して「不幸だ」という感情をくっつけて生きるのはなんとなく無意味だと思いませんか?
未来から現在を振り返ったときに今は「幸せ」かもしれません。
時間の経過とともに自分の中の普通が変わって行くので、今目の前にあるものは本質的な不幸ではないわけです。
視点や立ち位置を変えるだけで幸せにもなります。
なので今不幸を感じている人は視点と立ち位置、あるいは考え方を変えてみてください。
全ては相対的な感情で、
不幸があるから幸せを感じられる。
幸せながあるから不幸を感じる。
ということが理解できたなら、現在不幸を感じているあなたは幸せを見つけやすい立ち位置にいます。
今が不幸だということは、それと比較した幸せを過去の経験から知っているということだと思います。
あなたにとって幸せなものや幸せな時間。
あなたの今の立ち位置からならあなたにとっての幸せがよく見えると思います。
今が不幸ならいつが幸せだったか、何が幸せだったかよくわかると思います。
幸せの形が見えたなら、その幸せに向かって一歩ずつ前に進んでみてください。
今のあなたから見えている幸せだけをみて、その幸せのためになにができるかを考えます。そして幸せに向かって動きます。
動いたその瞬間に視点と立ち位置が変わるので、あなたの前からはもう不幸は消えているはずです。
幸せに向かって立ち止まらず、一歩ずつ進む。
目の前に不幸が広がっているのであれば、目の前以外のどこかに幸せのヒントが転がっています。
不幸だと感じたら幸せに気付くチャンスだと思って視点を変えてみてください。
そうすれば自然と不幸から抜け出せるようになると思います。
まとめ
ネガティブな感情は人を取り込みやすく、また増幅しやすい性質をもっていると思います。
そのために不幸を感じ始めたら不幸という感情に集中してしまいがちですが、ちょっとだけ「幸せってなんだっけ?」に視点を変えてみてください。
過去に幸せを実現するための記事を書いているので、もしよかったらこちらも参考にしてみてください。
きっとヒントくらいにはなると思います。
少しだけでもその幸せに向かって進むだけであなたの概念的な立ち位置が変わります。
「自分はなんて不幸なんだろう?」と感じていた自分が過去になって、「幸せをつくるためにこっちに進んでみよう」という前向きな現在が生まれます。
なんかうまくいかないなあと感じた時は視点と立ち位置を意識して「幸せ」について考えてみてください。
そうすることで単純に幸せについて考える時間が増えるので、あなたの人生において幸せが占める割合が増えていくはずです。
また不幸を感じたらこの記事を見てみてください。
きっと不幸から抜け出すためのヒントになると思います。
それでは素敵な人生を。