未分類

あなたは日本が好きですか?私なりの愛国心について。

みなさんこんにちは。

今回は日替わりのお題について書いてみようと思います。
お題は以下。

文のお題 (日替わり)
愛国者ですか ? あなたにとって愛国心とは ?

ずばり、愛国心についてです。
なかなか面白いテーマです。

そんなわけで今回は愛国心について書いてみようと思います。

あなたは日本が好きですか?

mt fuji japan
Photo by Liger Pham on Pexels.com

まずはテーマへの回答から。
私は愛国者だと思います。きっと。

日本が好きかと聞かれると即答で好きだと答えられます。
日本の景色も文化も食事も好きです。

私は人生最後の日を日本で迎えたいと思っています。
正直なところ海外にはあまり行ったことがないですし、そんな状態でこんなことを言うのもどうかとは思いますけど、きっと海外をいろいろと見たうえでも日本が一番好きなんだと思います。

音楽とかの芸術を考えたときに、海外のものが好きだなあと感じることもありますが日本のアニメや漫画の文化は心からすごいと思っています。

日本人って結構変態だと思うんです(自分含め)
日本の芸術で浮世絵というのがあると思いますけど、あの当時写実的な方向に進まず、浮世絵という日本独自のジャンルを確立したのは今考えても「やべえな」と思っちゃいます。

今でいうとアニメとか漫画のキャラクターは浮世絵の進化系なのかな?なんて思ったり…
女の子のキャラクターを考えたときに、目はグリングリンに大きくてキラキラしていて、ちょっと意味わからないと思うんです。


でもなぜかかわいく見えてしまう。
世界的?にも何となくかわいいキャラクターとして受け入れられてしまう。

デフォルメのセンスは他所の国と比べても頭一つ二つ抜けているんじゃないかな?とか勝手に思っています。(本当に勝手に思っています)

というか春画というのをご存じでしょうか?
端的に言うとエロい浮世絵です。

昔の人があれを見て興奮していたんだと思うと、イメージのチカラというか、リアルと春画のエロを結びつける脳の仕組みにちょっとビビっちゃうわけです。
まあそんなこんなで私は日本の文化?というか日本人の感覚が好きですし、日本そのものが好きです。

愛国心っていったい何?

three woman wearing traditional dresses walking on street
Photo by Satoshi Hirayama on Pexels.com

改めて愛国心について考えてみると結構難しいなと感じました。
簡単にいうと自国を愛する心だと思うんですが、そもそも私はどこに日本のアイデンティティを感じているのか、みたいな話です。

京都や奈良の日本ならではの建造物も今ではだいぶ少なくなってしまいました。
なんなら日本人が京都や奈良に観光に行くくらいのものです。

私は日本の何が好きなんだろう…?という部分について改めて考えてみると、「侘び寂び」や「葉隠の精神」が昔からあったという部分なのかな?と思います。

簡単にですけど、上記二つを説明すると。

日本特有の美意識である「侘び寂び」。「侘び」とはつつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のこと。一方、「寂び」とは時間の経過によって表れる美しさを指します。

https://www.the-kansai-guide.com/ja/article/item/16213/#:~:text=%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82%E3%80%8C%E4%BE%98%E3%81%B3%E5%AF%82%E3%81%B3%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF,%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%95%E3%82%92%E6%8C%87%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

「朝毎に懈怠なく死して置くべし(聞書第11)」とするなど、常に己の生死にかかわらず、正しい決断をせよと説いた。後述の「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%9A%A0#:~:text=%E3%80%8E%E8%91%89%E9%9A%A0%E3%80%8F%E3%81%AF%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E9%81%94,%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

こんな感じです。

京都とか奈良の古都の美しさやそれを美しいと感じる心ですね。
最近は街を見渡しても、便利で整っていて、無駄がないと感じることが多いです。

それはそれでとても素晴らしいんですが、私としては無駄が欲しかったりします。

日本庭園なんかを見ていると、利便性とかからはかけ離れていますよね。
「何?このスペース…?」と感じる人もいるかもしれません。
でも美しい。ある意味で侘び寂びの精神は「美しさを見出す心」だと思います。

それは心に余裕がないとできませんし、ゆったりとした時間の中でしか感じられないものです。
便利なのもいいですけど、どこか寂びれた、真新しくない様子に美しさを感じたりする心や、大昔からその精神を宿している日本という国が好きなのかな?と思いました。

現代ではほとんど忘れ去られた精神かもしれませんが、自分の中にそういう心を感じたときに「あぁ、日本に生まれてよかったな」とか「やっぱ日本がいいなあ」と思うわけです。

そして葉隠の精神です。

葉隠れというのは、肥前国佐賀鍋島藩士の山本常朝が武士としての心得を口述して、それを同藩士の田代陣基が筆録しまとめたものです。
つまりは武士の思想書です。
「武士として生きるもの、こうあるべき」みたいなことが書かれています。

葉隠のオリジナルは読んだことが無いんですが、現代版にまとめられたものを持っています。
「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」という一説が有名なんですが、これは「いつ死んでもいいように常に、心から自分が正しいと思う選択をするべし」というような感じに訳すことができます。

誰かのために命をも尽くす、武士。
そこには常に自分自身と向き合う必要があったと思います。

ある意味では自分の選択あるいはその瞬間と心から向き合う覚悟ですよね。
そこに迷いがあれば自分が死ぬときに後悔するだけじゃなく、主君を危険にさらすことになるわけです。

葉隠の精神は現代にも通用する部分が多くて、私自身普段の生き方の参考にしています。

そんな精神が昔からあって、今もなお語り継がれているということにブルッときちゃうわけです。
日本国は常に形を変えていきますけど、引き継いでいきたいと思える精神が昔から日本にはあったというところにしびれちゃいます。

現代日本について

people walking on pedestrian lane
Photo by vitalina on Pexels.com

今の日本にはどれだけ侘び寂びや葉隠の精神が残っているんでしょうか。
それが時代だと言われればそうかもしれませんが、私としてはこの侘び寂びや葉隠れの精神を育てることが、日本が成長する手立てだと思っています。

別に「古い家に住め!」とかは一切思いません。
実際、畳よりフローリングの方が住みやすいですし。
ただ古き良きを残すというか、モノや場所を大切にするとか、和の精神とかそういうものが廃れてしまうのはなんとなく寂しい気がします。

武士は死んだが、日本には武士の精神が生きている。

とかめちゃくちゃかっこいいなと思うわけです。
どれだけ便利になっても人や場所やモノを思いやる心は大切にしていきたいなあ、とこの記事を書いていて思いました。

生活がどんどん便利になって、スピード感が求められる現代日本ですが、侘び寂びの心は残ってほしいと思います。
「古いからダメ」ではなくて、古いからこそ、その佇まいに美しさがあったり、その佇まいに美しさを宿せる心や余裕。
そんなものが今の日本にはなくなってきているように思います。

人も年を取ったからダメになっていくんじゃなくて「年をとっているから素晴らしい」と思われるような人間になりたいと私は思います。
なので日々勉強します。
いろんなことを知って、いろんないいものを自分の子どもたち(後世)に残したいです。

愛国心の話からそれてしまいましたが、要は日本に引き継がれる素晴らしい精神を私は愛しているわけです。
日本に生まれてよかった。
これからも私の好きな日本が消えてなくなりませんように。

以上、愛国心のお話でした。
それではまた。

-未分類