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【レビュー】人を操る裏ワザ!?「デール・カーネギー 人を動かす」という本の感想。

みなさんこんにちは。

今回は本の紹介です。
最近インプットが少なくなってきたように思ったので積極的に本を読むようにしています。

まあそんな話はさておき、最近タイトルにもあるようにデール・カーネギーの「人を動かす」という本を読んでいました。

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ジャンルでいうと自己啓発本になるんですかね。
生き方を変えるための参考書みたいな感じです。

この本を手に取ろうと思ったきっかけからざっくりとした本の内容。
そしてこの本の感想をお伝えできたらと思います。

この本は生きている人にはお勧めできる本だと思います。
(とにかくおススメってことですね)

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純粋にいいと思ったものをおススメしています。
(ただ単にアフィリエイトの仕組みを入れるのがめんどくさいというのもある。)

なぜこの本を?

the word why made with cubes with letters
Photo by Ann H on Pexels.com

この本を読もうと思ったのは「spectator Vol.51 自己啓発のひみつ」がきっかけです。

SPECTATOR Vol.51(2023) 自己啓発のひみつ 楽天で購入


(ちなみにこの雑誌もおススメです)
その中で紹介されていて興味を持って、時間があるときに読むかあ〜くらいの感じで購入して、最近読み終わったという感じです。

世間的に?かどうかわかりませんが、自己啓発本は意味がないとか読むだけ無駄とかいう意見を聞くこともありますが、私は良い本ならなんでもありです。
自己啓発本だろうが、自伝だろうが図鑑だろうが何だろうが気になった本はジャンル問わず読んじゃいます。

今回でいうと単純にタイトルに惹かれたのと、長く読まれている本にはそれなりの理由があると感じたので興味が湧いた感じですね。

ざっくりとした本の内容

pages on an opened book
Photo by Pixabay on Pexels.com

タイトルにもなっているように「人を動かす」ために必要なスキルや考え方が書かれています

1ページずつ、チャプターで分けられていて、人を動かすために必要な考えを、とある出来事を通して伝えるような内容になってます。
「過去の偉人はこんな行いをしていた」みたいな感じで、昔の偉い人も相手を思い遣ってこんな行動をしていたから人の心を掴むことができた。
これは現代にも通じるもので、相手の心を掴みたいならまずは相手が求めているものを差し出すことだ。

みたいな感じですね。
基本的にはこんな内容がずーっと同じテンションで続きます。
特に盛り上がるところはありません(笑)

ただ、それぞれのストーリーに対して「自分は普段の生活の中でできているだろうか…?」と考えながら読むと結構ドキッとさせられる部分があります

自分の今の行いや考え方に照らし合わせながら読むのが良いと思います。

読後の感想

woman wearing teal dress sitting on chair talking to man
Photo by Jopwell on Pexels.com

それぞれがチャプターで分けられていて、短い文章でまとめられているので感覚としてはサクッと読めちゃいます
ただ同じようなテンションがずーっと続くので「盛り上がる場面が欲しい…!」みたいな人は序盤でダレてくると思います(笑)

それでも書かれている内容については共感できる部分や勉強になる部分が多いです。
実際にその行いをすればすべてうまくいくというわけではありませんが、人を動かすための基本的な考えが詰め込まれていると思います。

「人を動かす」というとなんだか表現としては良くないですが、自分の味方をつくるためのノウハウだと言い換えた方がいいかもしれません。


基本的に書かれている内容は、大きく下記の6つくらいですかね。

動かしたい相手に関心を持つこと
●相手の立場を思いやること
●相手の求めるものを差し出すこと
●笑顔で接すること
●人を非難しないこと
●人の良い部分を探して褒めること


これらの重要事項を実際の生活に落とし込むためにどういう動きを取るべきなのか。
また過去の偉人たちはこうやって人と接していた。
みたいなことがずらーッと書かれています。


人によってはくどいと感じるかもしれません。
あるいは押しつけがましいというか、文章表現に苦手意識を持つ人もいるかもしれません。


ただ書かれている内容はどれも的を得ていて、私が普段から「なるべくこうしたい…!」と思っていることに共通する部分が多かったです。


私個人としては「もっと精進しないとなあ」という反省が生まれたり、「これは生活に取り入れてみよう!」と感じる部分も多くて参考になる本でした。


ただ、何度も読みたいと思えるような面白さは無いです(笑)
あくまで人間関係がうまくいかないと感じたときに読む参考書的な読み方がいいのかな?と思いました。

「人を動かす」とは

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Photo by Pixabay on Pexels.com

結局のところですが、人を動かすためにはまずは自分が人のために動く必要があるんだなと感じました。


その人のために何ができるか。
心からその人のために何かをできたとき、その人はきっと自分のために動いてくれる。


みたいな感じだと思うんですがこれには大いに共感します。
家族で生活をしているとよく感じることですが、家族のためにしたことが気付いたら自分に返ってくるみたいなことがあります。


例えば妻に「いつもありがとう。洗い物とかしとくからゆっくりしてて~」と言うと、別に日に妻からも「いつもありがとう。今日は私がするから本でも読んでて~」と言ってくれたり。


別に妻からそんな言葉を期待して自発的な行動をしているわけではないんですが、こういう言葉をかけてもらえると本当に嬉しいです。
私自身が嬉しいからこそ、妻にはまた「ゆっくりしてて~」を言いたくなりますしポジティブな感情が循環しているなと感じた出来事です。


過去に感情が循環する性質を持っているというようなことを書きましたが、「人を動かす」の本の内容も似たような感じだと思います。

https://nehan.blog/人間関係がうまくいかない人は必見良好な人間


ただこれにはポイントがあって「人を動かす」という前提のもとで相手に何かをすると多分うまくいきません


下心とかいうやつだと思うんですが、こういうのって透けて見えますよね。
「なんかやけに優しいけど…裏がありそうだ」みたいなやつです。
それを感じられた時点で、相手への行動がすべて「あぁ、それが目的ね」みたいな感じになるので意味がなくなるんですね。


結局のところ「この人のためになにかしてあげたい」という本心が循環することで、思いもよらないタイミングで人が動いてくれるんだという考え方をするのがいいのかな?と思いました。

まとめ


大切な人を思いやって、その人に心を贈る。
そういう行動を連鎖させていい人間関係をつくることがこの本の伝えたいところだと思います。
表面的に読んでしまうにはもったいない本ですね。


結局のところ「いや、こいつはマジで生理的に受け付けん」みたいな人に心を贈るのは並の精神性では無理だと思います。
根本的に話が平行線を辿る人もいますし、そういう人を無理に動かそうとしてエネルギーを使うよりも自分の大切な人に心を贈って、良い感情を循環させられるコミュニティをつくっていくことが重要だと私は思いました。


あくまで個人の感想なので気になった人は読んでみてください。

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それでは素敵な人生を。

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